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2006年9月29日 (金)

昔の少年たち

 少々、知るのが遅かったけど、アダルト・ビデオの『ビデ倫』でヘアーが解禁されるんだってね。
 出版物ではとっくの昔に解禁されていたヘアーも、ビデオの世界では『ビデ倫』だけはチェックが厳しく、女の一番エロチックなゾーンにはずっとモザイクやぼかしがかけられていた。
 ようやくそれが解禁されて、モヤモヤした味気なさを味わってきたAVファンには朗報だろう。「過去に出た名作女優のヘアーも、復刻されれば見られるようになる」と期待する声も大きいが、原板が残っていないので、すべての名作でヘアーが甦るというわけにもゆかないようだ。
「ふーん、そういう時代になったか」としみじみ思ったのは、ぼくらおじさん世代の少年時代を思いだしたからだ。その頃はヘアーなど論外で、外国から輸入される雑誌もインクで消されていた。ビデオなんて論外である。
 同世代のちょいエロおやじが集まると「いかにオナニーのおかずを手に入れるか」で苦労した話になることが多い。
 中学生高校生だと「『平凡パンチ』や『プレイボーイ』もなかなか買えず、捨ててある雑誌や週刊誌のなかからエロっぽいものを抜き取るのが学校の行き帰りの習慣だった。
 古本屋が一番「宝庫」だったけれど、ニキビざかりの少年たちには、なかなか買いにくい。「いらない本を二冊買って、エロ本を一冊サンドイッチにしてレジに持っていったものだ」なんて苦労話、誰もが経験したことだろう。そうやって手に入れたエロなグラビアよりも、いまの少年向け週刊誌に載ってるアイドルの水着や下着のグラビアなんか百倍もエロだったりして。
 マンガだってすごいよね。「これが子供の読むマンガか!」って、エロ作家が怒りながら思わず勃起してしまうぐらいだ。(笑)
 これだけエロな素材がいたるところにあって、小学生まで簡単に手に入れられる現状は、うらやましいと言えばうらやましいけれど、ちょいエロおやじ達は口を揃えて「昔のほうがよかった」と言う。
 素材がひどいものだったから興奮するためには努力が必要だった。現在の百倍もの想像力をかきたててオナニーしなければならなかったのだ。
 そういった苦労が、いまのちょいエロおやじたちの豊かな人格の基盤を作ったのだ——と思うけど、どうだろうか? 

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2006年9月22日 (金)

勃起の悩み

「四十の中折れ」という言葉をご存知だろうか。知らない人は幸せである。(笑)
 若い頃は鉄のようなガチガチの固さを誇っていたムスコも、四十歳の声をきくようになると、どうも頼りなくなる時がある。最初はいいのだがピストン運動の途中でヘナーとなって、ムスコの親をあわてさせることになる。
 一度そういうことがあると「今度は大丈夫だろうか」と不安になり、そう思うだけでよけいにダメになったりする。これが心因性のED(勃起不全症)だ。
 こういう悩みは、まあたいていの男性が持っているか、やがて持つようになるのだが、いましがたネットで面白いニュースを見つけた。
 あるイギリス人がトルコで勃起促進のための特殊な器具をペニスに埋め込む手術を受けた。電波を使うリモコンになっていて、イザという時にコントローラーのスイッチを入れると、埋め込まれた装置が作動して使用可能なサイズにまで膨張するというものらしい。
「これで勃起の悩みは解消」と喜んで帰ってきたイギリス人、スイッチを入れもしないのに勃起することがたびたび起きるので驚いた。調べてみると、隣人がガレージを開ける時に使う無線のリモコン装置のせいだった。朝と夜、隣人が車を出し入れするたびにその人のペニスもギューンとおっ立ってしまうのだ。自分も出かけなきゃいけない時など困ったことになる。
 国内では修理できないのでトルコまで行って周波数を変えてもらわないといけない。でも、もしその周波数が別の何かに使われていたら……。
「いちばん悲しいのは私の勃起する対象が四輪駆動車だということです」という嘆きには笑ってしまったが、いやあ便利な道具にも思わぬ落とし穴があるもんだ。
 本当にそういう器具が開発され実用に供せられているかは確認できないけれど、空気ポンプを埋め込み、手動でふくらませる埋め込み型勃起補助装置というのは実用化されているので、そこを自動化したものが開発されても不思議ではない。
 今は勃起不全にはバイアグラということになってるけど、そういう薬が効かない人はけっこう多い。高血圧や心臓病で使ってはいけない人もいる。最後の手段としての勃起促進ツールは、もっと安全で高性能なのが開発されてほしいものだ。はは、ぼくのが完全に役に立たなくなる前にね。

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2006年9月15日 (金)

鼻をきかせる

 最近の女たちはいい匂いがする。
 高級な香水をつけているという意味だ。
 ぼくは出かける時間こそまちまちだが、仕事場から帰る時間は一定して八時すぎ。降りるのは地下鉄の六本木駅だけど、その時間のホームはホステスさんたちの香水でむせ返るようだ。
 まあ、いい匂いがするのにはこしたことがないけれど、そういうプンプンの香水にまじって、一日働いたOLさんの少し汗ばんだ肌や髪から匂いたつ女そのものの匂いがツンと鼻の奥を刺激してくれると、「おお、これが最高の香水!」と嬉しくなるね。
 幕末の頃、西洋人が日本に来て驚いたのは男も女も体臭がしないことだったそうだ。いや、ちゃんとしてるのだが、体臭のきつい西洋人からすれば無臭も同然だったのだ。それだけ日本人は清潔好きということなのだろう。
 余談になるけど、外国でタクシーに乗ったりエレベーターで誰かと一緒になった時、あまりの体臭の濃さに頭がクラクラすることがある。さすがは肉食の本場だと感心する。
 そういう民族と比較すれば、日本人は西洋人がつける、匂いのきつい香水をつける必要は薄いと思う。それこそ石原裕次郎が好きだった「石鹸の香り」ぐらいの匂いが、本来の体臭とまざって男をくすぐってくれる——と思うがどうだろうか。
 そういえば、これは東京スポーツの記事で読んだのだけれど、去年の暮れ、神奈川県で捕まった泥棒は、ホステスがひとりで暮らすマンションばかりを狙って盗みを続けていたという。
「ホステスは出かけると夜遅くまで帰らないので、仕事がしやすい」という理由からだが、ではどの部屋にホステスが住んでいるか、どうやって分かったのだろうか。ずっと張り込んでいるとしたら時間がかかりすぎる。
 その泥棒は、ホステスが出かけ終えた時間帯にマンションに入り、各部屋の玄関あたりの匂いをくんくん嗅いで歩いたのだそうだ。
 ホステスは出がけに必ず香水をふりかけてゆくから、玄関のあたりにはその匂いがプンプンしている。泥棒はその匂いでホステスが住んでいる部屋を識別したという。いやー、感心したね。
 よく「鼻をきかせる」と言うけれど、最近は実際に匂いをかぎ分けて仕事する人などいなくなった。この泥棒は褒められないけど、嗅覚を磨いて活用したところを、なんとかして褒めてやりたい。(笑)

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2006年9月 8日 (金)

男のなかにいる「女」

 友人のひとりが、脇の下に妙なイボがあるので、病院で診察を受けた時に、ついでに「これは何でしょうか?」と質問してみたという。
 医者の答は「副乳ですね」。
 副乳というのは人間がケダモノだった頃の名残り、いわゆる先祖返り現象のひとつで、二対め、三対めの乳首のことだ。女性では脇の下近くや脇腹に副乳があるのはそう珍しいことではなく、ぼくも何人かの女性のを見たことがある。しかしさすがに男の副乳というのは珍しいので、ぼくも驚いた。
 医者の話によれば、男性でも副乳持ちはいるのだけれど、本人も回りもホクロかイボだと思って気がつかないだけのことらしい。
 友人は苦笑しながら「しかし男はそもそもおっぱいなど必要ないのに、どうして余計な乳首がついているんだろうね」と疑問を口にした。
 これは「妊娠初期の段階までは胎児はみな女として発育する」からだと分かっている。つまり受胎してしばらくの間、ぼくら男もみな女だったわけだ。
 ところが六週間めあたりで遺伝子の作用により、ある胎児は脳から男性ホルモンを分泌するよう指令がゆく。その結果、女の子の土台の上に男の子の体が作られてゆき、ついにはおチンチンとタマタマのついた男として生まれることになる。乳首の部分は改造に間に合わなかったので残ったのだ。
「人間、最初はみな女の子だった」と聞くと「なるほどー」と思うことがいくらもある。
 母の胎内で体は男の子になったけれど、脳が男になり切れない場合があって、そういう場合は「性同一性障害」と呼ばれる。もちろん女性にも逆のことが起こり得る。
 それとは別に、ちゃんと男の脳なんだけど、その底に消しきれない「女」が、どんな男のなかにでも残っている。——そう考えると、歌舞伎の女形を始めとする女装の文化というものが、どの社会にも受け入れられている理由が分かる。ぼくら男は、意識しないけれど自分の心のなかに、あたかも乳首のように「女」を残しているのだ。
 よく「男だろう、キンタマぶら下げてるのか」などと強がりを言う男がいるけれど、彼らは実は自分のなかに「女」がいることが怖いのだ。だからやたらに「男」をふりかざす。そういう気がするね。もっと自分のなかの女を直視すれば、世界を見る目も変わってくることだろう。

(画像は大衆演劇の名女形、竜小太郎。
http://www.aiesu.co.jp/Istarento/RK_2.htm)

Oyama

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2006年9月 1日 (金)

軍服女にしびれる

 CSでやってる『犯罪捜査官・ネービーファイル』というドラマ番組がお気に入りだ。
 一種の法廷モノだが、それに軍事サスペンスが味付けされている。航空母艦や軍艦や艦載機も出てくるので、そういうのが好きなせいもあるかもしれないが、お目当ては女性主人公(キャサリーン・ベル)の制服姿である。
 舞台となっているのはアメリカ海軍法務部(JAG)で、海軍内部の犯罪や事故を軍事法廷にかけるのが任務。判事も検事も弁護士もみな軍人だから、女性主人公も海兵隊所属の中佐。この将校制服がキリリとして、彼女が出てくると、ひたすらしびれてしまう。
 女性の制服姿はもともと好きなのだけれど、セーラー服を別格とすれば、やっぱり女性将校や女性兵士の軍服姿というのが一番だ。
「強い女」が好きだというせいもあるが、「女」を隠しているのに制服の下から匂いたつ「女」のエロチシズムがいいんだなあ。説明しにくいが分かる人は分かるだろう(笑)
 まあ警官もそうだと思うけれど、軍人というのは訓練によって姿勢が矯正されている。だから歩く姿がとても美しい。
 以前、あるところで出会った女性が、いつも姿勢がシャンとして歩く姿もキビキビとして美しいので「ファッションモデルをしていたの?」と聞いてみた。「いいえ、海上自衛隊にいました」という答を聞いて納得したことだった。
 ミュールの踵をカンカンと耳ざわりに鳴らしてズルズルだらだらと歩いているいまどきの若い女は、みんな自衛隊に入れて歩き方を習わせるべきだ——と言っても自衛隊が困るだろうけど。
 最近はコスプレのブームで、女の子が軍服を着ている姿を目にすることも多いが、どうもピンとくる子がいない。それはやはり、姿勢と態度なんだろうと思う。
 厳しい訓練を経た女性の軍人は、それなりにリンとした雰囲気と威厳を身に着けている。なにも訓練したことがない女の子がいきなり軍服を着て銃を持っても、ぼくはまったくしびれないのだ。
 特に日本の女性に似合わないのはナチスの親衛隊の軍服。コスプレでは人気があるのだけれど、似合った例を見たことがない。やはり金髪碧眼長身のゲルマン系の女性でないと着こなせない制服なんだよ。ちゃらちゃらした女の子が着るのはやめてくれ。それだったら鉢巻きにたすき掛け、薙刀持った巴御前のようなのがよっぽどいい。はは、古いね。

(画像は『ネービーファイル』のマック中佐ことキャサリーン・ベル)

 Jag10102100

Jagservise

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