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2006年10月27日 (金)

小さな尻の女王さま

 日本には二種類の「女王」さまがいる。一つは皇室典範で決められている「三世以下の嫡男系嫡出の子孫の女性」。要するに天皇陛下かご兄弟の女のお孫さん。このたび生まれた悠宮さまのお姉さんお二人は法律上の正真正銘の「女王」さまなのである。
 もう一方は、ガラリと世界が違って、風俗業界でマゾのお客を相手にサービスする女性のこと。黒い網タイツをはいて右手に鞭、左手にロウソク——というイメージの、あの女性たちですな。
 ディープな世界ではあるけれど、需要あれば供給ありで、東京だけでも何百人という数のプロの女王さまがいる。
 そういう女王さまに憧れる男性たちのための雑誌があって、魅力的な女王さまがズラリと顔を、というか体を並べておられる。つまり女王さまカタログ。
 ある時、その雑誌で女王さまを撮影しているカメラマンに話を聞いたことがある。
 どんな職業でも苦労話というのはあるもので、彼の場合はと聞いてみると「女王さまのお尻が小さい」ということなのであった。
 女王さまという商売は、マゾの男性を圧倒し屈服させ支配することがメインであるから、冷酷な印象を与える美女であることは言うまでもないが、それに加えて堂々とした体格でなければならない(必ずしもデブということではないよ)。
 多くのマゾ男性が望むプレイは「ガンキ」——顔面騎乗というやつで、あお向けに寝た男性の顔の上に女王さまがお尻をデーンとのっけるプレイである。
 そのためのお尻は大きければ大きいほどいいわけで、多くのマゾ男性はバーンと張りだしドーンと重量感のある、迫力満点の堂々としたお尻を渇望する。
 ところが実情は、そのカメラマン氏が嘆くように、重量級お尻の女王さまは「めったにいない」のである。
「年々、女王さまのお尻は小さくなっていますね。形はいいんだけど重量感がない」と嘆く彼に「でも表紙にはいつも、ドーンというお尻がのっかってるじゃないですか」と言うと、苦笑して秘密を明かしてくれた。
「あれは苦肉の策で、画像ソフトを使い大きく見えるように加工してあるんですよ。そうでもしないと見栄えがしないんです」
 女性のお尻が小さくなって困る業界もあるのである。この「小尻化」はやはり「少子化」と関連しているのだろう。なんとかしないと国が滅びるぞ。

(参考画像は顔面騎乗専門SMクラブ『スウィートスメル』
http://sweet-smell.com/index2.html
のギャラリーより)

Ganki_09

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2006年10月20日 (金)

お値打ちセーラー服

 秋は寂しい。木の葉が枯れて散るせいだけでなく、女子高生の白い夏服か消え、紺色の冬服に衣がえしてしまうせいだ。
 セーラー服はやはり、半袖の夏服がいいよね。来年の初夏まで見納めか——と思うと、いい年してセーラー服ファンのぼくは、とても寂しく悲しくなるのである。
 ところでいつも思うのだが、セーラー服など高校の制服は、卒業すればもう用がない。それをみんなどうしているだろう? ある女性に聞いたら「お母さんがクリーニングに出してタンスにしまってあるのよ。もう着る機会はないから捨ててもいいのにね」と言っていた。まあいろいろな思い出があるものだから、捨てられない人もいるだろう。
 そこで話はネットオークションのことになる。
 前にも書いたけれど、ネットの世界ではオークションがものすごく賑わっている。この活況に目をつけ、出品された中からめぼしいモノを安く落として、それを高く売りさばく人たちが増えてきた。中には月収百万、二百万と稼いでいる人も少なくない。目ざとくチャンスを見つけて飛びつけば、金もうけのタネはネットのなかに転がっているんである。
 かつては古いセーラー服を持っててもどこに売ったらいいか見当もつかなかったが、今やネットで売りに出せば、それが人気校、有名校のモノだったらたちまち買い手が飛びついてくる。まあ「ミラーマン」と呼ばれた人もセーラー服を持ってる時代だから、中古セーラー服市場が活気を呈するのは当たり前といえば当たり前なのだ。
 さっきもちょっと調べてみたのだが、東京都内の名門女子高セーラー服は、安くても十数万円、高ければ夏冬セットで五十万円以上もの値がついている。
 これから女子高三年生の夏服が市場に出回るから一時的に値は下がるけど、来春あたりは払底して値が上がる。それを見越して、いま買いに出る人も多いだろう。
「中古のセーラー服ってそんなに儲かるのか、よしおれも一発稼いでやろう」と思う人がいるかもしれない。しかし中には、人気女子高の制服をコピーして、ホンモノのように思わせて売る業者もいるのだ。コピー品はファンの世界ではほとんど価値がない。うっかり手を出すとヤケドをすることも多いのがオークションの世界だ。セーラー服だってバカにすると痛い目にあうかもよ。

(画像は単なる参考。これがお値打ちというわけではありません)

Sailor_auction

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2006年10月13日 (金)

ブーツの匂い

 このコラムで、春のエロティシズムは春風にまくれるスカートだと書いた。夏のエロティシズムは若い娘の浴衣姿と書いた。
 では、秋のエロティシズムとは何だろう? ぼくの場合は断然、女性がはくブーツだね。
「人間には二つのタイプがある。なんでも二つに分けなければ気がすまないタイプと、そうでないタイプである」というジョークがあるが、ぼくは「男には二つのタイプがある。女性のブーツに惹かれるタイプと、そうでないタイプである」と言いたい。
 どうして女性のブーツ姿が好きなのかというと、まず颯爽として見えるからだろう。ブーツをはいた女性は、まさに「闊歩」という感じで元気そうに歩く。だらしないミュールとは大違いだ。
 第二に、フロイト的には女性の靴は女性器をイメージさせるせいか、男の欲望を深いところで刺激してくれる。つまり妙にセクシーに感じる。
 最後は、やはりブーツのなかで蒸れた足の匂いを想像するからではないだろうか。適度に蒸れた女体の匂いというのは、どこであってもいいものだ。それにブーツの革の匂いが混ざるのだから、まあ男にとっては芳香だろうね。
「私、二日ぐらいお風呂に入らなくて、靴をはき続けた自分の足の匂いって、好きなのよ。家に帰って靴を脱いでストッキングを脱いで、自分でクンクン嗅いで『いい匂いだな〜』ってうっとりする」というホステスさんがいたけれど、えらいものである。女性はそうでなくてはいけない。
 とはいうものの、過ぎたるは及ばざるがごとしで、これが悪臭になったら迷惑になるだけ。「足が臭い」というのは「おやじ」世代専門のように思われているが、実は不潔なギャルの足もそうとう臭いという結果が出ている。
 アメリカの超アイドルスター歌手、ブリトニー・スピアーズは、飛行機(もちろんエグゼクティブクラス)の中で、愛用のウエスタンブーツを脱いだとたん、ものすごい匂いがして周囲の席から苦情が出、乗務員から「ブーツを脱がないでください」と言われてしまった。
 バタフライの模様がついたウエスタンブーツはブリトニーブーツと呼ばれてブランド化しているが、これではイメージダウンだね。
 うーむ、しかし、ブリトニーの足の匂いなら、少しぐらい臭くても——と思うけどな。嗅いでみたいものだ。

(画像はロングブーツをはいたブリトニー・スピアーズ)

Britney_spears_25sized

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2006年10月 6日 (金)

性教育基本法

 安倍内閣の最優先政策は教育基本法の改正なんだそうだ。それだったらついでに性教育基本法というのも作ってほしいね。
 日本は昔から「純潔教育」が重視されてきた。つまり「セックスから子供は遠ざけておいて、大人になるまで教えなくてよい」という考え方だ。今でも絵本などでセックスを分かりやすく教えようとすると大騒ぎになるのは、純潔教育の名残りである。
 女流官能作家のIさんはぼくよりひと回り下の世代だけれど、純潔教育で「性はいやらしいものだ」と教えられてきた。その結果、高校時代まで「キスをしたら妊娠する」と思っていて、ファーストキスをした後はひどく悩んだらしい。
「今はセックスに関する情報は氾濫しているから、学校で教えなくても子供たちは自然に学んでゆくものだ」と言う人もいるけれど、必ずしもそうではないと思う。
 家庭は核家族で一人っ子が多く、遊び仲間が少ない。先輩が後輩の面倒をみるという風習も稀になった。そうなると、たとえば「射精」とか「オナニー」とか、男の子が知らなければいけない基礎知識がしっかり理解できないことが多い。
 特に生まれて初めて射精した時、たいていの子供は知識が与えられていないから「病気ではないか」と驚き、悩むものだ。ぼくも「これは膿(うみ)が出たのか」と、かなり悩んだ記憶がある。そのうち「気持ちがよくなると出るものなんだ」と分かってきたが、今度はオナニーのやり方が自己流なもので(手を動かすより何かに押しつけて刺激する)、発育が遅れたんじゃないかってまた悩んだ。(笑)
 今の若い人たちに聞いてみても同じようなもので、つまりはセックスの一番基本的なところは誰からも教えてもらえず、おかげでずいぶんと妙なクセがついたケースも多い。
 というわけで「性について最も基本的な知識を早めにしっかりと学校で教える」という法律を作ってほしいのだ。でないと「セックスはめんどうだ」と考える若者がどんどんセックスレスになってゆく。セックスを楽しく体験することができなきゃ少子化の悩みは解消しない。安倍首相、お願いしますよ。

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