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2006年10月 6日 (金)

性教育基本法

 安倍内閣の最優先政策は教育基本法の改正なんだそうだ。それだったらついでに性教育基本法というのも作ってほしいね。
 日本は昔から「純潔教育」が重視されてきた。つまり「セックスから子供は遠ざけておいて、大人になるまで教えなくてよい」という考え方だ。今でも絵本などでセックスを分かりやすく教えようとすると大騒ぎになるのは、純潔教育の名残りである。
 女流官能作家のIさんはぼくよりひと回り下の世代だけれど、純潔教育で「性はいやらしいものだ」と教えられてきた。その結果、高校時代まで「キスをしたら妊娠する」と思っていて、ファーストキスをした後はひどく悩んだらしい。
「今はセックスに関する情報は氾濫しているから、学校で教えなくても子供たちは自然に学んでゆくものだ」と言う人もいるけれど、必ずしもそうではないと思う。
 家庭は核家族で一人っ子が多く、遊び仲間が少ない。先輩が後輩の面倒をみるという風習も稀になった。そうなると、たとえば「射精」とか「オナニー」とか、男の子が知らなければいけない基礎知識がしっかり理解できないことが多い。
 特に生まれて初めて射精した時、たいていの子供は知識が与えられていないから「病気ではないか」と驚き、悩むものだ。ぼくも「これは膿(うみ)が出たのか」と、かなり悩んだ記憶がある。そのうち「気持ちがよくなると出るものなんだ」と分かってきたが、今度はオナニーのやり方が自己流なもので(手を動かすより何かに押しつけて刺激する)、発育が遅れたんじゃないかってまた悩んだ。(笑)
 今の若い人たちに聞いてみても同じようなもので、つまりはセックスの一番基本的なところは誰からも教えてもらえず、おかげでずいぶんと妙なクセがついたケースも多い。
 というわけで「性について最も基本的な知識を早めにしっかりと学校で教える」という法律を作ってほしいのだ。でないと「セックスはめんどうだ」と考える若者がどんどんセックスレスになってゆく。セックスを楽しく体験することができなきゃ少子化の悩みは解消しない。安倍首相、お願いしますよ。

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