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2007年6月25日 (月)

フェチの不思議

 女性に前立腺肥大はあり得ないし、男性は子宮ガンには絶対ならない(ただし乳ガンにはなる)。それは当たりまえだけど、どちらにもある器官なのに、性によってかからない病気があるのだ。
 カミサンが喉を悪くして「喉頭ガンじゃないかしら」と医者にみせたら「女性はまず喉頭ガンになりません」と言われて安心していた。男も女もある器官なのに何でだろう?
 痛風もそうだ。ぼくら中年すぎの男性は、痛風もちが非常に多い。先日、会食した時は五人のうち、ぼくを除いて四人が実際に痛風を経験しているか経験ちゅうで、ぼくも一時、危ないと言われていた。
 ところが女性で痛風もちというのはいないんだって。どうしてなのか、これも不思議だ。
 このように「男性にあって女性にない病気」のひとつに、「フェチシズム」という精神の病気(ビョーキと書いたほうがいいか)がある。
 最も分かりやすい例で言えば、下着フェチシズム。男が下着泥棒やスカート覗きに熱中するのは、異性の下着に対する執着、フェチシズムのせいだ。
 ところが、女性が男性の下着を盗んだり、集めたりする例は聞いたことがない。女性はどうやら、どんなに好きな男性のであっても、彼が身に着けた下着を手に入れ、後生大事に保管などしないのである。
 これは、実に不思議なことだ。どうして男性はフェチになり、女性はフェチにならないんだろうか。
「私は男の体臭に弱いの。匂いフェチなの」などと言う女性がいるかもしれないが、単に特定の匂いに敏感だというだけの話で、これはフェチでもなんでもない。フェチというのは、その対象に接するだけで激しい性的興奮を引き起こすものを言う。極端にいえば、生身の体よりも惹かれてしまうもの、それがフェチである。
 しかし考えてみれば、コレクションというのも男性のものだね。『なんでも鑑定団』を見ていても、女性のコレクターというのはほとんど見ない。
 うーむ、これは実に面白い現象だ。女は男の下着どころか骨董品も集めない、そういう生き物なのだ。どうしてなのか誰か教えてくれないか。
「それはウソだ。おれの彼女は宝石とか貴金属を集めるのに熱中している」という人がいるかもしれないが、それは却下。男は一般的な価値がないものでも集める。女が宝石を欲しがるのは、単なる物欲からなんである。

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2007年6月16日 (土)

電マの魔力

 先日、AV作品に出演させてもらった話の続きだけれど、撮影現場で改めて実感したのが電マの威力だった。いや、すごい武器だね、あれは。
「電マ」——電気マッサージャーは、本来は家庭で、肩のこったお父さん、腰の痛いお母さんが使うための治療用電気アンマ器だった。
 まあ「セックスの時に使える」というのはラブホテルに行けば置かれているので知っていたが、あえて使ってみたことがなかった。使うのはもっぱら持参したバイブ類で、そっちに目に行くことがなかったのは、考えてみれば不思議だ。
 やはり男は「女はアソコの中に入れて刺激しなければ」という思いこみがあるんだろうね。中に入れることが出来ない電マは、だから以前は軽視されていた。
 治療器具としても軽視されていたのではないだろうか。もっと強力で複雑な振動を与えてくれる電動アンマ器はいろいろある。一説によれば、電マはほとんど売れず、メーカーによっては生産を中止したところもあるという。
 ところがアダルトビデオが電マを救った。
コンセントから百ボルトAC電源で駆動するので、なんといってもパワーがすごい。乾電池で動かすバイブなんて、それこそ「オモチャ」だ。性感帯に電マを押し当てれば、女性はたちまち悶絶してイキまくる。
 AVで見た男たちが「これは効きそう」と電マを買いはじめ、やがて口コミで効果が知られるにつれ、電マの売り上げは飛躍的に伸びたという。
 撮影では、ぼくは「インポ老人」の役なので、この電マをおおっぴらに使わせてもらったのだが、女優さんは口から泡を吹いて白目を剥いて悶え狂っていたよ。正直なところ「こんなに効くのなら、もっと早く使うんだった」と思ったね。
 だから先入観はこわい。クリトリスを刺激するにも「点」だけ刺激してきたのが従来の男。外側から、それこそ「子宮の内側」までガーと揺さぶってしまうという考えかたは思いつかなかった。AV業界が目をつけてくれて、ようやく電マの本来の性能?が理解されてきたのは、まことに喜ばしい。(笑)
 なにせ安売り店では二千円しないものだし、家庭で使う健康用品だから、女性でもおおっぴらに買える。電マは改良を遂げてこれからも日本女性を楽しませてくれるだろう。
 しかしバイブの何倍も強力だということを忘れて刺激を与えすぎると女性に嫌われるよ。そこんとこ注意して愛用してほしい。

(画像は電マの使用例。(笑)参考画像です)

 Denmas

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2007年6月11日 (月)

女になった夢

 どうもヘンな夢を見てしまった。
 自分が二十歳ぐらいのОLになっている夢だ。
 OLの制服を着て二十人ぐらいの社員がいるオフィスで机に向っている。ごくふつうのどこにでもあるようなオフィス。なにか仕事をしながら、困っていた。ふつうに呼吸しているのに鼻がブルル、ブルルと大きな音で鳴るのだ。
 静かなオフィスなのだ。回りにも迷惑だし、何より恥ずかしい。うら若い娘だもの。「困ったわ。どうしてこんな音がするのかしら」なんて悩んでいる。
 そこで目が覚めた。目が覚めて鼻がブルルと鳴っていた夢の原因は分かった。イビキをかいていたのだろう。浅い眠りだと自分のイビキが聞こえることがある。イビキが大きいとそれで目が覚めたりもする。
 それはいいのだが、問題は、ぼくが夢のなかで若い女になっていたことだ。
 しばらくは信じられなかった。女装しているとか演技しているとかではなく、身も心も完全に女になりきっていた夢なんて、生まれて初めて見たぞ。
 ぼくは官能作家だから、女性の立場になって小説を書くことも多い。そのせいで女になったのかな、と思ったりしたけれど、小説書いてる時は、「女だったら、ここはこういうふうに感じるだろう、こういうふうに行動するだろう」と想像して書いているわけだ。決して女になりきれていない。
 だから「ちょっとの時間でいいから、女になってみたいものだ」と思ったりもする。たとえば女性のオルガスムスなんて、どういうふうに感じているのか、いくら口で説明してもらっても分からないからね。
 そういう願望を夢が実現させてくれたのだろうか。しかし女になっても仕事ちゅうのOLではね。(笑)
 夢なんて妙ちきりんな内容ばかりで、目が覚めた時は驚くけれど、すぐに忘れてしまうものだ。しかしこの夢だけは一週間たっても忘れられない。どんな意味があるのかないのか。心にひっかかって仕方がない。
 折りにふれて「百パーセントの男はいない。どんな男も心の中に『女』を抱えている」と書いてきたけど、頭のなかの「女」の部分がそういう夢を見させたのだろうか。だとしたらもっと何度も見てもいいのだが……。あなたはこんな夢、見たことある?
 でもね、また女になった夢を見る時は、ぜひセックスしてる時の夢であってほしいものだわ、うふん……。
 

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2007年6月 2日 (土)

砂まみれがセクシー

 先日、テレビをつけたら陸上競技の実況中継をやっていた。
 そういうのはあまり見ないのだが、最近の女子選手のユニフォームはヘソ出しルックでパンツはビキニ。なかなかセクシーなので、ついつい彼女たちの活躍を眺めていた。
 中でも気になったのは、走り幅跳びの日本記録保持者、池田久美子選手のジャンプ。
 不思議なもので今まで興味が無かったのに、その日だけは彼女が跳ぶと、なんかドキドキワクワクするのだ。胸がキュンとなるのだ。ググッとそそられるのだ。
 どうしてかなと思って、最終試技を注意深く見ていたら、その理由が分かった。
 走り幅跳びというのは着地したあとのフォームはどうでもいい。勢いのままどーんと倒れこんでゆく。その部分が男の欲望にアピールするのだ。
 だってそれまでは「強い女」が、一瞬の後、あられもない格好で砂の上に転がったり這ったして「弱い女」に見えてしまうのだ。その落差がエロを生むんじゃないか。
 そこで録画した着地後の画像をある掲示板に投稿して「走り幅跳びに萌え〜」と書き込んだら、エロに敏感なかたから鋭い指摘があった。
「走り幅跳びの場合、砂にまみれてしまうでしょう。あれがいいんです。レイプされたあとみたいじゃないですか」
 ガーン! そういう見方があったのか。なるほど〜!
 まあ日本のトップクラスの女性選手をつかまえて「レイプのあとみたいでセクシー」と評論するのも失礼のきわみだけど、いや実際、そうなのだ。砂まみれになる陸上競技というのは、今や走り幅跳びぐらい。露出度の高い女子選手の白い肌が、一瞬で砂まみれになるという貴重な瞬間が、男の欲望を深いところで刺激してくれるんだね。
 そこでようやく分かった。ビーチバレーの浅尾美和選手の人気がすごい理由。あれはビキニの水着のせいばかりではないのだ。
 最初はきれいだった肌が、球を追って転がっているうちにだんだん砂で汚れてゆく。その部分がエロなのだ。ドキドキワクワクさせるのだ。
 ウソだと思ったら浅尾選手が芝の上でビーチバレーをやってると想像してみるといい。ね? あんまりセクシーじゃないでしょ。肌を汚す砂がビーチバレーのエロの本質。信じなさい。

ハ(画像は浅尾美和選手)

Asao_miwa

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