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2008年12月24日 (水)

日本女性の口が……

 テレビで糖尿病を扱った番組をやっていた。こちとら中年になったとたんに糖尿病になってしまったから、当然関心はある。熱心に見ましたです、はい。
 いろいろ勉強になったけれど、初めて知ったのは、食生活が原因の糖尿病(2型)って西欧人は少ないってこと。これは体質というより、体の機能がぜんぜん違うからなんだね。
 森深いヨーロッパで獣を狩り、やがては牛や豚を家畜として肉や脂を食料としてきた西欧人は、そういう食物を消化吸収しやすい体になっていった。
 糖尿病というのは膵臓から分泌されるインシュリンというのが不足してしまう病気だけれど、穀物と野菜主体できた日本人の膵臓は、明治以後の洋風の食生活に対応できないため、ちょっと肉や脂や砂糖の多い食事が過ぎると簡単に膵臓がやられて糖尿病になってしまうらしい。
 そう聞いて「ハハー、なるほど」と納得した。前も超デブ女のことを書いたけど、欧米には自力で動けないほど太った化け物みたいな超デブ人間が少なくないのに、日本にはめったにいない。そこまで太る前にみんな死んでしまうからだろう。その違いは膵臓の強さにあったのだ。
 ぼくらは西欧人のような生活スタイルで、西欧人のような食事(ハンバーガーとかドーナツとかケーキとか)を何とも思っていなかったけれど、体は困っていたんだねえ。「私どもの内臓はそういうふうに出来てないので困るんですよう」と悲鳴をあげているうちに壊れてしまい、メタボになり糖尿病になり高血圧になり心臓病になり、デブは西欧人より早く死んでしまうことになる。
 そこでハッと気がついた。食べ物や食事の習慣は内臓ばかりではなく、口や歯にも現れたはずだ。だとしたら西欧人のほうが口がでかく歯ががっちりして、日本人は口が小さいことになる。
 女性でみるとそうなんだねえ。日本女性はいわゆる「おちょぼ口」が多い。kぼくが好きなジュリア・ロバーツのような大きな口の女は少ない。これってやっぱり固い肉をガツガツ食ってた民族と柔らかい米を食ってた民族の差なんだろう。
 そうなると、どういうことになるだろうか。西欧女性はフェラチオがやり易く、日本女性はやりにくいはずだ。だからきわめて最近まで日本女性はフェラチオに熱心ではなかったのである。おお、これは新しい発見ではないか。(笑) 

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2008年12月17日 (水)

顔は性感帯

 昔つきあってたある女性のことが、懐かしく思いだされることがある。
 彼女はベッドのなかでちょっとした愛撫法を使ってくれた。それが懐かしいのである。
 どんなテクニックかというと、こっちが仰向けになって無防備でいるスキを狙って顔にキスしてくるのである。
「キスぐらい当たり前じゃないか」と思われるだろうが、これがふつのキスじゃないんである。
 唇だけじゃなく、顔全体にキスしてくれる。額も瞼も頬も鼻の頭も顎も耳も喉も、とにかくいたるところ唇を押し付けてくれるし舌を這わせてくれる。
 犬はよく人の顔をペロペロ舐めてくれるけれど、あれに近いテクニックだと思えばいい。案外、そこまでやってくれる女性は少ないと思う。ぼくも、その彼女しか知らない。
 犬に舐められてもくすぐったいぐらいだけれど、女性にやられるとね、これが気持ちいいのだ。フェラチオをされるのと同じぐらい気持ちいい。顔面フェラチオ。(笑)
 性感帯っていうのは、人に触られて気持ちいいのはもちろん、自分で触っても気持ちがいいのがふつうだ。しかし顔の場合、自分で触ったり擦ったりしても特に気持ちよく感じない。それだったら朝、顔を洗うたびに勃起しなきゃならない。(笑)
 そういう部分なのに、なぜベッドで女性にキスされたり舐められたりすると、すごく気持ちいいんだろうか。ぼくだけが異常に感じるのだろうか。これを読んで興味を抱いた人はぜひ試してみてほしい。
 では、女性はどうだろうか。これは明らかに感じてくれる。唇以外の部位にいっぱいキスしてあげてイヤがる女性はいない。たいてい温泉に浸かった時のようなうっとりした表情になるはずだ。
 女性にベッドで好かれたかったら、顔じゅうにもキスしてあげること。これは最近しみじみ分かった鉄則である。
 まあ性感帯は人間の体中いたるところにあるのだから、顔にあっても不思議はないけれど、あまりにも目の前にふつうにあるので、性器や乳房や脇の下などに集中してしまい、愛撫の標的としては、ついなおざりにしてしまいがちだ。これからは顔をもっと大事にしたい。
 しかしね、「顔じゅうにキスしてくれ」って男から女には言いにくいんだよね。なぜなんだか。(笑)

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2008年12月 8日 (月)

女が大将

 アメリカでは初の黒人大統領が誕生する。でもオバマが負けたらヒラリー・クリントンが初の女性大統領になるところだった。アメリカはついに女性が大統領になる一歩手前まできている。現在は閣僚トップの国務長官まで黒人女性だ。有色人種差別と同時に女性差別も著しかった国が、ここまで変わったかと感慨を覚える。
 そうしたら今度は、アメリカ陸軍で初の女性大将が誕生したというニュースが届いた。これにも驚かされた。アメリカでは今は元帥という位が無いから、大将が軍人の最高位。女性がそこまで辿りついたのだ。その名はアン・ダンウッディ将軍。大学卒業後に陸軍に入隊、空挺師団の戦闘軍団司令官などを経て、33年めで大将位に。彼女が就任するのは装備資材軍団司令官。世界各国に展開する彼女の指揮下に入る将兵は13万人だという。
 このアン将軍、就任演説で「ここまでやってこられたのはパパやママ、夫や子供たちのおかげ」と言った。日本の政治家軍人は絶対こういうセリフは言わない。アメリカ人は必ず言う。だけど女性将軍まで言うとはね。ちなみに彼女の夫は空軍の佐官だという。位ではまさに「かかあ天下」。どういう家庭なんだろうか。
 かなり体格のいい女性だが、顔立ちは凛(りん)として威厳に溢れ、しかし笑った顔は女性らしさに溢れてチャーミング。ぼくのような「強い女」が好きな男にはグッとくる。
 アメリカ陸軍にはこういった女性将軍が21人もいて、海軍、空軍、海兵隊を含めれば50人ほどの女性将軍がいるらしい。なにせアメリカ軍の将兵のうち14パーセントが女性だという。戦闘機にも女性パイロットは珍しくない。
 そうしたら別の日、テレビで金髪碧眼、スリムな体型の熟女美人がブルーのドレスも淑やかに登場していた。まるでグレタ・ガルボかイングリッド・バーグマンか。その正体は、なんと、イラク戦争で悪魔の捕虜収容所として恐れられたマルグレイブ刑務所などを管理していたアメリカ陸軍第800憲兵旅団司令官だったジャニス・カーピンスキー准将。彼女もれっきとした女性将軍である。
日本で「憲兵」といえば泣く子も黙る存在だった。それはアメリカも同じだろう。その司令官が背筋がゾクゾクするような冷たい美貌の女性だとは。「彼女になら拷問されてみたい」という男はぼくばかりじゃないだろう。(笑) アメリカ人は中途半端じゃなく「強い女」たちに活躍の場を明け渡しているんだねえ。

(画像は初の女性大将、アン・ダンウッディ将軍)Woman_general

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男性用女性下着の時代

 なんだかややこやしいタイトルだ。(笑) 
 春先に『男性用ブラジャー』をとりあげた。“ブラ男“といってブラジャーを着けて日常生活する男性がいる、という話題。「体が締めつけられて緊張感がある」という理由からだそうだ。
 そういう愛好者たちから「男性用ブラジャーを作ってほしい』という声が出ている、というので「ちょっと理解しにくい」と書いたのだ。
 いや、いいんだよ、男性が女性の下着を着けたって。誰が迷惑するわけでもない。でも女性のものを着けるからドキドキワクワクするんであって、最初っから男向けに作られたものを着けても意味が無いんじゃないか、と思ったのだ。
 そうしたら最近、とうとう男性用ブラジャーが発売されて、ネット通販ではなかなかの人気商品だというではないか。
 いまのところ二社が作っているらしいが、一社はコスプレ用と銘打っている。ははあ考えましたな。(笑)コスプレ用とすれば「これはお遊びなんです」という言い訳が出来る。買いやすいし持ちやすい。ただあまりブラジャーブラジャーしていないデザイン。
 もう一社はカップ部分に重点を置かない。服の下に着ても分からない程度のふくらみ。デザインは女性用に近い。
「女性の気持に近づける」というコピーがいいね。男のなかには女の部分がある。ブラジャーを着けたら、その部分がもっと目覚めて、やさしい気持になれるんだったらそれもいいでしょう。「もう一人の自分」を持っているのは大切なことだ。
 で、これだけ大きなうねりがあるのだから、反対しても仕方がない。男性用ブラジャーは認めよう。(笑)
 さて、そうなると下の下着のほうだね。上がブラジャーなら下はパンティでなければいけない。トランクスやブリーフだったらおかしい。
 しかし、こちらはよけいな突起があるから女性用だと不具合がある。特に勃起した時なんか。だから当然、今度は『男性用パンティ』というか『男性用女性用ショーツ』といったものが開発されなきゃいけない。その二つがペアになって初めて「男が女の下着を着ける」という行為が意味あるものになると思うのだが、どうだろう。
 女性のショーツは男性用に比べてはき心地がよろしい。自分にフィットするそういう製品が出来たら買うかも〜。(笑)

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SM雑誌の衰退

 SM雑誌のなかでは最後の最後まで健闘していた『SMスナイパー』という雑誌が、ついに年内で休刊する。これからはネットでやってゆくらしい。
 これで月刊のSM専門誌は一冊も無くなってしまった。残るは隔月刊の小説誌とマニア誌ぐらい。SMブームといわれた一九七〇年代末から八〇年代始め頃は、SM雑誌がいくつも創刊され、多い時は十誌近くのSM雑誌がしのぎを削ったものだ。そんな時代が夢のようだ。
 ぼくは「官能小説作家」ということになっているが、本来はSM作家だと思っている。そもそもデビューしたのがSM雑誌で、SM小説をずっと書き続けてここまでやってこられた。
 ぼくを育ててくれたSM雑誌が消滅してしまっては、ハッキリ言って「SM作家」がいられる場合がない。発表する場も無いのだからSM作家が育つわけがない。ぼくが最後のSM作家になるのだろうか。だから名刺を渡すたびに「絶滅危惧種に指定されているSM作家というものです」とウケを狙って言うのだが、笑ってくれる人は少ない。もう絶滅にしたに等しいのかね。
 そうは言うけれど、これがネットの世界にゆくと、SMはどこにでもある。画像や動画、DVDの販売などは盛況だし、小説だってけっこうサイトがあっていろんな人が書いた作品が発表されている。
 これだけSMが広くゆきわたっているのに、どうして雑誌がダメになるんだろうか。それはやはりインターネットに負けたんだろう。
 以前はSMに関する情報は映像でも本でもなかなか手に入れるのに苦労したものだ。今ではほとんどのものが何の苦労もなしにタダか安い金でネットから手に入る。難しかったパートナー探しも、雑誌よりはネットで探すほうが絶対に早い。特別な趣味ならなおさらのことだ。
 その点、雑誌はけっこう高い金をとりながら、ネットで手に入るのと同じようなもの、どうでもいいような情報ばかり載せてきた。スピードという点でも、書いた時から一カ月しないと知らせることが出来ない月刊誌は、もう完全に負けていた。要するに読者から離れてしまったのだ。
 というわけでSM雑誌が衰退するにはそれなりの理由があるのだけれど、しかし寂しいものだね。どこかに「ネットに負けないSM雑誌を造ろう」という気概のある出版社は無いものか。ネットでは見つけられない熱い欲望を求めるマニアはいっぱいいるはずだ。

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父親の匂い

 ぼくは「匂い」について表現する時「臭」という言葉が嫌いだ。たとえば女性の肌の匂いとか性器の匂いについて「体臭」とか「膣臭」などと書きたくない。それが悪臭でない場合は「香」でいいのではないかと思う。「体香」「膣香」。うっとりするではないか。
 しかしまあ、男の場合は「体臭」としか言いようがないね。性的に興奮しない。(笑)
 ところでこの前、いろんな世代の人と呑んでいたら、若いパパが「最近、娘に嫌われて困っています」と言う。娘さんは中学生だ。
 そうすると、七十代の男性が言うには「娘は小学生までは父親になつきますが、中学高校と離れてゆきます。でも安心しなさい。社会人や大学生になったら父親と仲直りします」。
 mixiの仲間に聞いてみても、父親、娘の双方がだいたい認めていた。これはどうも普遍的な真理のようだ。
 では、どうして小学生までは父親になついているのに中学生になると避けるようになるのだろうか。デリケートな娘心というのは難しいものだが、やはり性の目覚めというのがあると思う。
 一説によると、初潮前までの娘は父親と疑似恋愛をしているが、初潮を体験すると現実的に配偶者としての男を探すようになる。そのために父親をまず除外する心理が働いて、避けたり嫌ったりするのだという。分かったような気もするけれどよく分からない。
 そうしたらテレビで興味深いことを伝えていた。白血球には両親から受け継ぐHLA因子というのが二組あるのだが、それは嗅覚に現れるというのだね。特に父親から同じHLA因子を受けた娘は、父親の体臭に敏感になり、実験してみると、その匂いを嫌ったり避けたりするのだという。
 これは極端にいえば近親相姦を避けるように動く。人間がなぜ近親相姦をタブーとするのかいくつもの説があるのだが、年頃に父親の体臭を嫌うように遺伝因子がプログラムされているとすれば、非常に分かりやすい。社会人や大学生になる頃には仲直りするというのは、他の男たちと付きあって体臭に免疫が出来るせいかもしれない。
 娘をこよなく愛する世のパパには残酷なことだが、かわいい娘が離れてゆくのは誰のせいでもなく、パパの匂いのせいなのだ。せいぜい体臭がひどくならないよう気をつけて、娘が男たちと付きあいだすまで待つしかない。

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