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2010年10月29日 (金)

性的マイノリティの敵

 ちょっと腹の虫が収まらないので、予定していたテーマを変更して、これを書こう。
 先日、ゲイ関係者の間で拍手喝采が起きたことがある。参院決算委員会で民主党の松浦大悟議員が「自殺者対策」について質問するなかで「性的マイノリティ(少数派)といわれる人々に配慮が必要ではないか。たとえば国勢調査の時、ゲイカップルが「配偶者」の欄に記入すると誤記とされている。そういう無思慮が自殺ハイリスク層を生む原因となっている」と、国側の対応を求めたのである。
 ゲイ関係者に言わせると、ゲイやレズ、性同一性障害者など性的マイノリティの問題が国会の場で公に論議されたことはかつてなかったことで、この質疑は国会史上でもゲイ問題史上でも画期的なことだったらしい。
 男女であれば、愛し合って一緒に暮していれば財産は二人のものだから、一方の死後は残されたものが遺産として相続できる。しかし結婚が認められていないゲイカップル(レズも含む)は相続の権利さえ認められないのだ。しかし徐々にではあるが、世界中で性的マイノリティの権利は認められてきている。
 それはいいのだが、松浦議員の発言のなかに驚くべきことが述べられていた。国勢調査の配偶者扱いのことで松浦議員が総務省の担当課長に面会し、性的マイノリティの存在にも配慮するように求めると、その課長がこう言ったという。
「先生もお地元を抱えていらっしゃるんでしょう。こんな問題に興味を示すより、地元活動をされたらどうですか」
 要するに松浦議員の要請など「知ったことではない」と言ってるわけだ。性的マイノリティに関することなんかやっても出世の役に立たないってことなんだろう。まあ正直な課長さんであることよ。(笑)
 それにしても「こんな問題に興味を示すよりも」という言い草がすごいね。いやあ霞が関の官僚は、国会議員なんて頭から舐めきってることがよく分かる。
 官僚たちの頭のなかには「出世と利権」しか無いのだろうか。法的に不公平な立場にいて不幸になる国民をどうやって救おうか、などということはどうでもいいんだろうか。
 こんな連中が国民の税金にたかってのうのうと暮らしていると思うと、まったく頭にくるねえ。うーむ、この怒り、どうしてくれようか。

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2010年10月22日 (金)

乱交を考える

Orgyparty01

 つい最近、ある団体がネットで乱交ファンを集めて、四国の田舎町で乱交パーティを開いた。名づけて『四国の乱』。しかし始まってすぐ警察が突入し、参加者五十数人という大規模な乱交パーティは中断されてしまった。踏み込まれた時、参加者の見ている前でセックスしていた四人が「わいせつ物陳列」の罪で逮捕されたという。
 世間はびっくりしたようだが、乱交パーティというのは大都市なら毎日のようにどこかで開かれている。ぼくにしても職業柄、そういう集まりを「取材」したことは何回かある。エロの世界ではそう珍しくない行為だ。『四国の乱』は大規模すぎたんである。
 男は出来るだけ多くの女性とセックスしたがる。乱交パーティはその機会を与えてくれる。では女性はどうなんだろう。男にむりやり誘われて参加するんだろうか。ぼくの経験からしても、どうもそうではないようだ。
 まだ原始的な社会だったころ、女性は本能の赴くままに相手を見つけてセックスしていた。その本能というのは「何人もの男に競わせて優秀な子を生みたい」という願望だ。その本能が現代の乱交パーティを可能にしている。女も乱交したいのだよ。
 ただ現在は一夫一婦制が建前になっているので、男も女も配偶者や決まったパートナー以外とセックスすると「浮気=悪いこと」とされて非難される。しかし人間の性的活動を一夫一婦制で縛ることには本来的に無理があるので、今の世の乱交パーティはその束縛を解き、原始からの男女の本能を甦らせる儀式ではないか、という気がする。
 そして近年、精子についての研究が進むにつれ、驚くべきことが明らかになってきた。どうやら男たちは「その場の状況によって、精子の強さを変えている」らしいのだ。
 どういうことかというと、競争相手のいないセックスでは、男はあまり強い精子を作らず、他の男性と競合する可能性がある女とのセックスではパワーのある精子を作って放出し、妊娠させようとするのだ。つまり「自分以外の誰かがいる」と思うと、男は猛然とやる気を起こす生き物なわけだ。女はそういう状態の男たちが争って自分を抱くのを望んでいる。乱交パーティというのは、そういう自然の摂理に従って男も女も解放されたセックスを楽しむ場なんである。ポルノ作家だからというわけではなく、性行為の研究者(アマチュアだけど)としても、乱交というのはもっと理解されていいと思うぞ。

(参考画像は海外での乱交パーティ)


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2010年10月16日 (土)

ツイッターで美女監禁にドキドキ

Komuro_mitsuko

 先日、真夜中にツイッターをしていたら、タイムラインに「小室みつ子」の名前が溢れてきた。彼女は美人ミュージシャン・作詞家として知られている。(タイムラインというのは発言が時間順に表示されてゆく画面)。
 いったい何事かと思ったら、捨てられていた子猫を保護していた自宅のガレージに閉じこめられたというのだ。シャッターを操作するリモコンの電池が無くなったらしい。
 携帯を持っていればすぐに誰かに連絡できるのだが、ふつう自分の家のなかで携帯は持ち歩かないからね。
 ただ、この子猫の里親を募集するために、ガレージになかにウエブカメラを取り付けてその様子をネットで中継していた。彼女は窮余の一策として、そのパソコンを操作してツイッターで救助を求めたのだ。
 明け方に近い真夜中である。美女がガレージに閉じこめられ「寒い」「おしっこしたい」と叫んでいるわけだ(ネット上で)。
 その時間ツイッターをやっていた大勢の人間が集まって、彼女をなんとか脱出させようという「解放作戦」が展開したんである。
 しかし、みんなでいろいろ考えても、どうにもできない。最後には小室哲哉までダイレクトメッセージしてきたらしい(どうしたんだ、と聞いたんだろうね)。ご本人は、生きる死ぬの問題ではないだけにけっこう楽観的にふるまっていたらしい。まあ朝になれば何とかなるからね。問題はおしっこだけだ。
 二時間後、事態を知った友人が電池を買って彼女の自宅に駆けつけ、無事救出に成功、ツイッターで見守っていた弥次馬(たぶん数百人)はホッとしたのである。友人が撮影した「閉じこめられた小室みつ子」の画像がアップされたのはご愛嬌である。(笑)
 ぼくはこの二時間の間、なんだかすごくドキドキしていた。生死の問題じゃないけど、美女が深夜、ガレージに監禁されたのである。おしっこがしたくて苦しんでるのである。美女監禁尿意責めではないか。
 不謹慎であるけれど、拉致監禁マニアの欲望を刺激されてしまったんだね。「ふむ、これはツイッターの新しい用途を示唆しているのではないか」という気がしてきた。
 どこかに美女が監禁されてツイッターで助けを求める。一番最初に場所をさぐりあて、駆けつけて救出したやつが彼女と楽しいことができる——というリアルゲームなら可能じゃないかね。いかんなあ、人の不幸からエロな遊びを考えるというのは。(笑)

(この事件をめぐる twitter 上でのやりとりは、http://togetter.com/li/19419 で読める)


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2010年10月10日 (日)

場所別「性の自由」

Bashobetsu_freesex

「いやあ驚いた。近来になく早く、あッと思った時にはもうイッてしまった」
 けしからんことに熟女人妻とラブラブしてるわが友人がノロケ半分でぼやいていた。
 私とほぼ同じアラカン世代である。当然ながら中折れ世代。なかなかイキにくくなり、時にはイカずに終わることも多い。
 友人も二回に一度は発射しないまま終わるという。別にED(勃起不全症候群)とか心配するようなこともないのだが、やはりもどかしい。
 ところが先日のデートでは、アッという間に発射してしまったというのだね。「セックスであんなに早く発射したのは高校時代以来だ」というから、ほとんど暴発に近い。いったい彼に何が起きたのだろう。
「どうも場所のせいらしい」と彼は言う。
 彼は自営業なので都内某所に事務所を持っている。当日、彼は仕事が遅くなってデート場所まで行かれなくなった。そうしたら彼女のほうが「だったら私がそちらまで行く」と行って、かなり遅い時間だったけれど、わざわざ事務所を訪ねてきてくれた。
 事務所にいたのは彼ひとり。会合があってアルコールが入った状態の彼女は、事務所に他の人がいないと分かると、積極的に挑発してきたという。
「それまでは事務所でセックスするなんて考えたこともなかったけれど、ビル全体にひと気がないからどんな声を出しても大丈夫。そう思ったらついムラムラしてきてね……」
 来客用のソファに押し倒して服をはだけ下着をはぎとって強引に愛撫すると、彼女のほうも急速に燃え上がり、大声出してよがり狂ったので、たまらなくなった彼は服を脱いでのしかかっていった。
「ふだんなら、三十分ぐらいは余裕でピストン運動続けられるんだけど、その夜はどうしたものか、五分もたたずに、いや二、三分でイッてしまったんだよ!」
 やはり「ふだんはセックスと無縁の場所」でやったことが興奮を高めたのだろうね。そこで思い出したのが『場所別・性の自由』という本。八十年代にちょっとしたベストセラーになった。屋内、屋外を問わずいろんな場所でセックスを楽しむ方法を説明してある。それをプレゼントしてやったら友人は喜んで「なるほど、こういう場所はこうやるのか」と感心して読んでいたが、一カ所だけ「これは……ダメだな」と呟いた箇所があった。それは墓地で、墓石に座った姿勢で女を抱くというもの。確かにそれは……私でもできないね

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2010年10月 1日 (金)

言葉なぶりはお上手?

 セックスで女を喜ばせるテクニックの一つに「言葉なぶり」がある。「言葉責め」とも言う。セックスの最中、乱暴な言葉づかいで女性を心理的に痛めつけるやり方だ。
 まあ皆さん、説明しなくてもよくお分かりだろう。たとえば「何もしてないのにこんなベチョベチョに濡らしやがって、いったいどうしたんだ。こんな変態な女だと思わなかった。昼間はお上品な顔してるが、本当は淫乱メス豚じゃないか。おまえは誰のチ×ポでもいいんだろう?え、どうなんだ、答えろよ、ほらほら……」と、まあ真面目に書くのも恥ずかしいが(笑)そういう辱める言葉を浴びせて相手をよけい興奮させるわけだ。
 セックスに無知な頃は「そんなふうに女を扱ったら相手を怒らせるだろうに」と不思議だったが、のちにSMの世界に入ってゆくと、サドの皆さんは男性でも女性でもこれが実にお上手なのに驚いた。
 マゾの女性はどんな責めにも感じるわけではないが、ほぼ百パーセント、言葉なぶりには弱い。中には、縛られて言葉で責められるだけで、何もしないのにイッてしまうマゾ女性も、実際に見たことは何度もある。
 SMの世界だけではなく、ノーマルなセックスの世界でも、大半の女性は言葉で責められるのを好む。100パーセントとは言わないが80パーセントぐらいはいそうな感じだ。だから言葉なぶりのテクニックは磨いておくにこしたことはない。
 とは言うものの、ぼく自身はどうも言葉で責めるのが苦手なんだね。そりゃあぼくが押尾学ぐらいのイケメンで、筋骨逞しくかつ巨根の持ち主で、クスリを使わなくても精力は満々、テクニックも名人級——というのなら、女をいくらでも辱められるけれどね、まるでその反対だから、もうお相手していただけるだけでもありがたい。そんな相手に無礼なことを言ってを怒らせたらと思うと、怖くて罵倒なんかできないのだよ。だからもっぱら褒めることに徹している。チキンである。
「そんなんじゃ、いつまでたっても女を喜ばせられないぞ」と、言葉責めの達人には叱られるのだが、ある時、マニアが録音した何人ものセックスを盗聴した「盗聴テープ」というのを聴いていたら、そのなかのひとりの男がガンガン言葉責めで女を辱めていた。すると、いきなり女が怒りだして、「あんまり人をバカにするんじゃないよ、このクソ野郎!」と男に反撃して「ごめんなさい」と言わせるのがあって笑ってしまった。こういうことも起きるのだ。聴いてて実にスカッとしたよ。(笑)

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