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2014年5月31日 (土)

草食化の原因は肉食?

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(イラストレーション by 中村成二)
 先日、この欄で「射精しない少年たち」というのを書いた。日本の少年の射精年齢がだんだん遅くなり、最近は中学生のうちに射精しない少年が三分の二以上いる——という問題を扱った。
 射精を初体験できない、というのは、その子の体のなかで男性機能の発育が遅れているということだ。ではその原因は何なのだろう。そこで問題にされるのが「女性ホルモン」だ。
 本来、発育ざかりの少年の体内に女性ホルモンはきわめて少ない(それでも微量は分泌している)。ところが食物などを通じて女性ホルモンが体内に入ってくると、少女の場合は性的発育が加速するが、少年の場合は「男」になるのにブレーキがかかる。いま少年の性的発育が遅れ「草食化」とまで言われるほど男性機能が減退しているのは、大事な時期に女性ホルモンを大量に摂取しているのではないか、という疑いが強い。
 それはどこからくるのか。いま言われている一番の「犯人」は、輸入牛肉である。
 アメリカでは肉牛を何千頭と飼うのがふつうだが、女性ホルモンを与えると闘争心が失せて飼いやすくなり、しかも柔らかい肉の多い牛になる。肉の品質が向上するのだ。
 その結果、日本に輸入される牛肉には女性ホルモンがたくさん残留しており、ある調査では国産牛の600倍も含まれているという報告がある。ちなみに国産牛は女性ホルモンは投与していない。
 食べ盛りの少年たちによかれと思って。親たちは値段が手頃の輸入牛肉をたくさん食べさせる。また外食で牛丼やハンバーガーなどを食べる機会も多い。
「肉を食べれば早く一人前の体になるだろう」という親心が、その肉に女性ホルモンが大量に含まれていれば、裏目に出るわけだ。子供の男性機能は発育が遅れ、その結果として高校生になるまで射精できない状態になっている。逆に少女たちは早熟になる。性的活動も活発になる。アンバランスな状態になってしまう。
 そうだとしたら、これは大変困ったことではないか。小学校の高学年の頃から性にめざめ、異性のことを考えムラムラし、オナニーに夢中になり、ポルノ的なものに関心が行き、こっそりアダルトビデオや官能小説を読むようになるのが、ふつうの少年である。こんなに性の目覚めが遅れ、草食化が進んでは、ぼくの商売もあがったりだ。政府や関係機関は真剣に調査して対処してほしい!

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2014年5月28日 (水)

求む出張ストリッパー

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(イラストレーション by 中村成二)
 私ごとの話題で失礼だが、近々、ぼく主催のオフ会をすることにした。まあごく身内が集まってやるパーティというか呑み会のようなものだ。
 最近はオフ会、簡単に「オフ」と言ってそれで通じるようになったけれど、本来はインターネットを通じて知り合った者が集まる集会のことだ。ネットで交流するのは「オンライン」、ネットを離れて実際に顔と顔を会わせることを「オフライン」と呼んだことから「オフライン・パーティ」がオフ会と言われるようになった。
 今回はぼくの本の読者が集まるコミュニティや掲示板のメンバーが中心になる。もちろんネットと無関係に親しい人も呼ぶけれど、たぶん九割以上がネットで交流してきた人で、あらためてここ二十年ぐらいに知り合った人たちというのは、ネットを通じた人ばかりだと気づいて驚く。つまりネットをやっていなければ、ぼくの交遊関係はもっと狭い、貧しいものだったはずだ。特に女性と知り合う機会は今の十分の一ぐらいではないだろうか。
 そのオフ会だが、せっかく会費をいただいて来てもらうのだから、せいぜい賑やかにして楽しんでもらいたい。
 おりよく会場として、SM関係の客が多いハプバーを借りられたので、周りに気がねなくショー的なパフォーマンスもやれる。
 そこでふと「ストリップショーをやってみようか」と考えた。ぼくは昔からのストリップファンだし、集まる人はみなエロはOKのオトナだ。本格的というか昔ながらのストリップを余興としてやればみんな楽しんでくれるんじゃないか。
 アメリカだと、オトナのパーティにストリッパーを呼び寄せるというのはふつうのことで、たとえば入院している患者の病室に出張ストリッパーが呼ばれて一曲踊るというのもザラだ。最近は未成年の息子の誕生パーティに出張ストリッパーを呼んで警察に逮捕された母親のことが話題になっていた。
 日本でもそういう出張ストリップはあるだろう——と思って探したら、これが無いんだね。そういう客が少ないのか、法的な問題があるのか分からないが、ネット検索ぐらいでは見つからない。そういう部分、アメリカほどはさばけていないんだね。
 そうなると意地でもやってみたくなる。いろいろ心あたりを探してみるが、果たして当日までに出張ストリッパーは見つかるだろうか。情報があったら教えてね。

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2014年5月17日 (土)

渡辺淳一氏の弱点

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(イラストレーション by 中村成二)
 作家の渡辺淳一氏が亡くなった。享年八十歳だった。
 純文学系の作家だったけれど、『失楽園』が空前のベストセラーとなり、映画化やテレビドラマ化もされ、その性的描写がたびたび話題になった結果、「渡辺淳一の作品は文学ではない、ポルノだ」などという悪口もさかんに言われたものだ。
 ぼくは氏の小説の熱心な読者でもなく、ほとんど無縁の人だったが、去年、『新・日本人論』(ビレッジブックス刊)という本に『渡辺淳一論』という文章を書いたのが、唯一、接点といえばいえるかもしれない。
 編集者の狙いは「渡辺氏の作品はポルノか」という部分にあって、ポルノ作家であるぼくに声がかかったのだろう。仕方なく『失楽園』『愛の流刑地』『愛ふたたび』といった性的描写で話題になった作品をじっくり読みこなすことになった。
 その結論としては「これらの作品はポルノとは言えない」というものだった。だいたいエロなことが書いてあるからといって、それらがみんなポルノではない。ポルノ小説というのは、作家が「これを読んだ人間がオナニーしたくなる作品を書こう」と考えて書くものである。渡辺氏の作品はそういう意図のもとに書かれたものではない。みんなちゃんと読まないで「文学作品を装ってポルノを書いて金儲けしてる」と思いこんでいるだけの話。ポルノ作家から見てこれがポルノだったらずいぶん情けないなあと思ってしまう内容である。
 それはさておき、渡辺淳一論を書くため、いろいろ読んでみて、ひとつ発見したことがある。それはオーラルセックスがほとんど出てこない、ということだ。フェラチオされる部分はほのめかした形ではあるが、クンニリングスはまったく無い。今どきのポルノで口を用いたテクニックが出てこない作品は、まずあり得ない。アナルセックスにいたってはゼロだ。
 どうしてかな、と考えてみたのだが、渡辺氏はもともと顕微鏡を覗いて勉強した医師なのである。医師の目から見れば、互いの陰部を口で舐めたり吸ったりする行為は、不潔きわまりない行為に思えたのかもしれない。
 そういう目で見ると、渡辺文学に描かれる男女の行為が、実際はごくノーマルな行為ばかりで「単調だ」と思わせる理由が分かる。不潔とか非衛生的だとか考えてたら、男女の濃厚なセックスはとても描けるものではないからねえ。

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2014年5月13日 (火)

ひとりで楽しむラブホテル

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 盲点だった。
 ラブホテルというとカップルつまり二人で行くところだから、利用するのは二人でなければいけないと思っていた。
 ある時、ツイッターで作家の柳美里さんが「一人でラブホにこもって執筆なう」なんて書いていたのを見たことがある。
「へえ、ラブホで執筆とは変わっているな」と思った。その時は知り合いのいるラブホか何かで、特別なケースなのかと思っていた。
 まあ、風俗を利用する時に、先に男性がラブホで待つ、ということはふつうに行なわれているが、あれも最終的には二人になるわけだから、それでラブホ側が許しているのだと思いこんでいた。それは全く間違いで、ラブホを一人で利用してはいけない、という決まりなどなかったのだ。今や多くのラブホで一人客の利用を積極的に受けつけているという。ラブホにしてみれば一人でも二人でも室料は同じだから、空室にしておくよりもずっといい。当たり前の話である。
「一人で泊まるならビジネスホテルでいいじゃないか」と思う人がいるかもしれないが、ビジネスホテルやシティホテルには欠点がある。最大の欠点がチェックインとチェックアウトの時間が決まっているということだ。
 たとえば仕事や遊びで遅くまで起きていて、明け方になって眠るとして、チェックアウトが10時なら、その時間に起こされてしまう。掃除人がやってくるので無理やり叩き起こされた経験に泣いた人もいるだろう。
 またヘトヘトになって目的地に到着しても、まだチェックインタイムではないからと、部屋に入れてもらえないことも多い。
 ラブホは24時間、チェックインもチェックアウトも自由だから、ずっとゆったり過ごせる。多くの人がそのためにラブホを選んでいるようだ。猛暑の時、出先でラブホに飛び込み、シャワーで汗を流し軽くひと眠りというのも気軽にできる。
 その他にも「家族と離れて一人で何かしたい」という場合、密室度が高いラブホは何かと都合がいい。あるラブホの常連だという老人は、こっそりアダルトビデオを観賞するのに使っているという。家では見られないからね。
 人に知られたくない楽しみ——変わった形のオナニーに耽りたいとか、女装趣味を満足させたい場合もラブホは絶好だろう。
 もちろんカップル優先のところもあるから、事前に確かめる必要はあるが、ラブホは一人でも利用できることを知っておいて損はない。

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2014年5月 3日 (土)

健全な?JKビジネスを

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(イラストレーション by 中村成二)
「まったくエゲツないことさせるなあ」と呆れたのが、先日、本紙でも報道された横浜の「JKリフレ」の摘発。
 JKリフレとは女子高生が男性客をマッサージしたり、おしゃべりの相手をして「癒す」ビジネスをいうが、その店では裏オプションとしてプロレス技をかけるサービスをしていた。客は制服やブルマ姿の女子高生にギュウギュウと体を締めつけられて二千円を払っていた。
 店は「単なるじゃれあい」と弁解しているけれど、客は少女たちとの肉体的接触や体臭を嗅ぐことで性的に興奮して喜んでいたわけだ。
 まあこれが成人の女性ならどうということはないけれど、やはり未成年の女子高生というのはまずい。ぼくだって女子高生が好きなこと、そこらへんの男には負けないけれど、業者が少女たちをそそのかして密着サービスをやるのは批判的になってきた。
 若いうちは自分の性欲しか考えないけれど、男も年をとってくると、彼女たちをかわいがり育ててきた親のことを考えるようになる。親たちが「うちの娘になんていうことを」と詰め寄られた時、言い訳が出来ないサービスをさせるべきではないよ。
 しかしながら女子高生という存在は男たちを元気にするパワーがある。彼女たちも自分の商品価値には気づいている。女子高生をビジネスに結びつけたい連中はあの手この手でJKビジネスを展開するだろう。風俗については業者の味方であるぼくだが、JKビジネスに関しては当局はもっと厳しくあたっていいと思う。
 ただし女子高生をリスペクトし、客と接触させないビジネスなら許可してもいい。たとえば『JKピンポン」なんてのはどうだ。卓球場に女子高生が待機していて、制服でも体操着でもいいが、客の対戦相手をつとめる。上手下手は指名できる。これなら体は接触しないけど、躍動する姿態を目の前にしてこっちも汗をかける。実に健全ではないか!
 あと「JKモーニングコール」というのもある。朝、指定時間に電話で起こしてくれて一分間だけ会話できる。ピンと目覚められる。健全だ(ろうと思う)。こういうビジネスでJKパワーを味わわせてもらいたい。……って、まあぼくの願望だけの話だね、えへへ。

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