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2014年9月30日 (火)

コンドームインポ人に朗報!

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(イラストレーション by 中村成二)

「コンドームいらずの安全避妊法が間もなくできる」という報道をみて、思わずA君のことを思いだしたね。
 私の友人であるA君は、熟女さんとラブラブで、熱烈な逢瀬を重ねているのだが、最近どうも浮かない顔をしている。まあ彼も中高年と呼ばれる世代になったから、たぶんED(勃起不全)の問題だろうと思ったら、やっぱりそうだった。しかし、ちょっと変わっている。高血圧なのでバイアグラの類は控えているのも原因だが、いわゆる「中折れ」状態に悩んでいるというのだ。それもコンドームを着ける時が問題なんだという。
「一度、暗いなかで彼女とセックスしていて、いよいよイキそうになった時、コンドームを着けようとしたんだ。コンドームは近くのテーブルの上に置いていたので、それをとって包装を破ったら、なんとティーバックだったんだよ。お茶の葉っぱが入ったやつ。同じような形してたから間違えたんだけど、あんまりにもおかしくて、彼女と一緒にゲラゲラ笑ってしまった。おかげでヤル気が一気に失せて、その日は不発で終わってしまった。それからというもの、コンドームを着けようとすると、例の珍事件のことを思い出して、彼女がクスクス笑うし、おれもつられて笑うもんだから、たちまちふにゃふにゃになってしまう。まいってるんだ」
 決まったパートナーの場合、最初はナマで挿入し、いよいよ佳境になった時に装着するのがコンドーム。一度抜くことで刺激が薄れ、萎えてしまうケースが多い。A君の場合は、珍事件の記憶が重なって条件反射的に笑うものだから、よけいに中折れの程度が激しいわけだ。
 いま研究開発が進んでいる避妊法というのは、パイプカットと同じ原理で、精管のところで精子をストップさせる方法。ただしゲル状ポリマーで精管を塞ぐペイサルジェル法というもので、このポリマーを取り除くと生殖能力は元通りになる。年齢も関係なくわりと簡単な手術ですむので、「ひょっとしてまた子供を作りたくなるかもしれない」という男性には望ましい、確実な避妊法だという。
 今はヒヒを使った動物実験の段階だが、もう二、三年したら実用化されそうだ。そうなれば、A君にはこれを奨めよう。もう途中でコンドームを着けようとして、条件反射的に笑ってしまい、萎えてしまうコンドーム・インポ症候群に悩まされることはない。

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2014年9月28日 (日)

盗撮の罠にご注意!

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(イラストレーション by 中村成二)
「やっぱり、そうきたか」と思ったね。
 先週のこの欄で、誰もがカメラつきケータイ、スマホを持ち歩くことで盗撮のチャンスが増え、その結果、捕まる男たちが絶えないと書いた。
 盗撮行為で捕まると、痴漢して捕まったのと同じぐらい困ったことになる。こういう犯罪は破廉恥罪(はれんちざい)と呼ばれる。法律に違反しているだけでなく、道徳倫理に違反する罪として、社会的に批判される犯罪だなんである。人間としての信用を失なうのだから、スピード違反で捕まるのとは意味が違う。バレたら職場だって追われかねない。痴漢と違って相手に振れていないのだけれど、社会から受ける制裁は重い。
 しかし、もしもの話、目の前で、若い女性が不用意にパンティが見える姿勢をとっていて、自分が盗撮してみても本人にも誰にも気付かれない、安全な状況に遭遇したとしたらどうだろうか。どんな男でも、つい盗撮してしまいたくならないだろうか。
 最近、大阪府警に捕まった夫婦は、そういった男の習性につけこんで罠をかけた、けしからん奴らである。
 夫は三十一歳で妻が二十一歳。梅田の家電量販店の一画で、妻がわざとスカートの奥が見える姿勢をとって通りがかりの男性の注意をひき、つい盗撮してしまった二十九歳の会社員を夫と知人が捕まえて「警察に行くか、五十万円払うか」と脅かしたのである。
 被害者はその場でとりあえず一万円を払って解放されたが、さらに四十九万円を払えと迫られてので警察に被害届を出し、夫婦と知人の三人が恐喝容疑で逮捕された。
 犯人の夫によれば、一年前、妻が盗撮されたのをキッカケに「罠」をかけることを考えついたという。これまで二十人ぐらいを脅かして金をせしめていたというから、とんでもないやつらだ。
 電車のなかでも、被害者を装う女性と目撃者を装う男性が組めば、実行してなくても痴漢だといって脅かす犯罪が流布してきたが、それは証拠がないから、脅かすほうも面倒だ。それに比べて盗撮はケータイなりスマホに画像が残るから逃げ切れない。つい言われるままに金を払ってしまう「被害者」が多かったらしい。
 しかし、こういう場合は「罠をしかけたほうが悪質」ということで、罪は問われないんだそうだ。だから脅かされて金を払ってはダメだよ。……って、そもそも盗撮なんかしちゃダメ!

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2014年9月11日 (木)

精液甘いか苦いか

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(イラストレーション by 中村成二)
 蛍の季節である。蛍というと「こっちの水は甘いぞ。あっちの水は苦いぞ」という童謡が思い出される。そうするとぼくの場合、連想が飛躍して、突然、精液のことをてしまうのであるね。どうしてかというと——。
 SMや官能小説を書いるとフェラチオのシーンを描写する必要が生じる。 これが男性の立場からの描写なら味のことはどうでもいいんだが、女性の立場から描くとなると、実際にはどんな味がするのか、という問題が生じる。味も知らないで書くというのは、全然リアリティに欠けることになるからね。
 なに簡単なことである、材料は男子の場合、下を向けばすぐのところにあるのである。シコシコしてドピュしたものを舐めてみればそれでいい。
 しかし問題がひとつある。ぼくの場合「ひどい味がする」という恐ろしい記憶があるからだ。まあ男の子なら誰もが一度はするのだろうが、ぼくも一度、中学生の時に実験?したことがある。その時はちょっぴり舐めただけで「おえええうわあああ」という味だった。苦いというかえぐいというか渋いというか、なんとも言いようのない、ともかく「口に入れるものではない」とこっぴどく思いしらされた、文字どおり「苦い思い出」である。
 しかし女性経験を積むにつれ、その精液を口に入れるだけでなく飲んでくれる女性までいて、感想をきくと「そんなに悪い味じゃないよ」という。いや「おいしい」とまで言う女性がいるのだ。男子と女子、どんだけ味覚が違うんだ。
 そこでいろんな女性、特に風俗の女性たちに積極的に取材してみたら、ある女性は「男性は疲れた時に甘くなり、元気な時は苦くなる」と言い、ある女性は「若い人は断然甘く、オジサンは苦い」という。他にもいろんな味がするようで、いくら取材しても結論が出なかった。
 結局分かったのは、精液の味は、その男性の体質、年齢、その時の健康状態、そしてこれが大事なのだが、食べ物やアルコールの嗜好によって影響される、ということだった。ある研究では、野菜やフルーツを多くとる男性の精液はサッパリとしてさわやかになるそうだ。うーん、そうなると「精液が美味」という評判がたてば、モテるようになるかもしれないね。

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