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2014年10月12日 (日)

兄が多いとゲイになる?

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(イラストレーション by 中村成二)
 ちょっと気にかかることを読んだ。
「上に男の兄弟が多いほど、つまり兄の数が多いほど、男はホモセクシャルになる可能性が高まるということが最近わかったのです」
 出典は竹内久美子『遺伝子が解く! 女の唇の秘密』(文春文庫)だ。
 これまでも兄弟姉妹間の下位にある男子にホモセクシャルが多いことは分かっていたが、それがなぜかという理由をトロント大のR・リチャードソンらが明らかにしたそうだ。
 それによれば、母親はYとYの性染色体をもっており、妊娠した胎児が男の場合、XとYの遺伝子を体内にもつことになる。出産時にこの血液が混入することによって、母親はXの染色体に免疫抗体をもってしまう。長男は問題がないが次男、三男と順位がさがるにつれ、胎内で母親から免疫的に攻撃される結果、彼らは生物学的シンメトリーが損なわれてゆく、つまり生き物としての正しい構造が少しづつ壊れてゆくわけだ(女児の場合は問題がない)。その結果、下位の弟であればあるほどホモ(ゲイ)が発生しやすい——というのだ。これは統計的に証明されたんだそうだ。実にハッキリと有意な差がつく。
 ぼくは三男である。兄が二人いる。だからら長男次男よりシンメトリーが壊れていて、ゲイになりやすい素質をもって生まれてきたことになる。
 うーん、本当かね。ぼくは少なくともゲイではないと思っている。どんな美少年であれ、それだけでは性的に惹かれることはない。まったくない。なーい(強調しておく)。
 ところが一旦、美少年美青年が女装すると、やにわに性的な関心が生じるのである。こういう男性をトラニー・チェイサーという。ゲイではないけれど、女装者にだけ関心を抱く男。「それはもうゲイの一種だろう」と言われそうだが、ぼくとしては強く否定したい。「女装子さんはペニスがついた女の子である」と思うから「女性の一種を愛しているんだから、これはヘテロである」という理屈をとおしたい。
 しかしどうなんだろうね。ぼくは三男であるだけに、生物学的シンメトリーが歪んでいる、と言われると、不承不承、納得するところはあるような気がしないでもない。まず長男次男よりも出来が悪い。歴然と悪い。兄たちがまっとうな人生を歩んでいるのに、ぼくは脱線ばかり。あげくは人には言えないエロ作家になってしまった。この学説、かなり正しいような気が……。

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