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2014年12月 4日 (木)

女子アナとホステスの関係

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(イラストレーション by 中村成二)
 日本テレビのアナウンサーとして内定をもらった女子学生が、かつて銀座のクラブでホステスのアルバイトをしていたことが分かり、内定を取り消された。女子学生はテレビ局を相手に裁判で戦っている。そのことでいろいろ取り沙汰されてるので、ぼくも考えてみた。
 内定を取り消した理由は、日テレに言わせれば「清廉さを期待されている女子アナのイメージにそぐわない」というものだ。このことで「ホステスを差別するのか」と怒る水商売関係の人たちも多いだろう。日テレのおじさん社員は、これから銀座のクラブで酒を飲みにくいんじゃないかと思う。
 ぼくは「これが逆だったらどうだろうか」と考えてみる。女子アナを辞めた女性がホステスになったらどうだろうか。誰も問題にしないだろう。かえってお客が喜んでくれて売れっ子になるかもしれない。つまり順序が問題なのだ。ではどうして、最初にホステスをやったらダメなのか。それはこういうことではないかと思う。
 ホステスというのは、客の男性にお酒を注ぎ、煙草に火をつけてやり、おしゃべりの相手をする。客の男性はホステスの色香を愛でて愉しむ。美人で客あしらいの上手なホステスに接待されると、酒もうまいだろう。気分もいい。そういう場所では、どんな紳士貴人であれ、昼の世界で見せている表情や性格とは違う部分を見せてしまうものだ。
 翌日、仕事の場で見せる男たちは、夜の酒場で見せた人格はすっかり隠している。彼らが昼の世界では見せない顔、もちろん女房子供には絶対知られたくない顔を知っているのはホステスさんたちだけなのだ。
 つまり、そこが問題なのである。女子アナだけが清廉なイメージを求められるわけではなく、たぶん会社が採用する女子社員全員がそう期待されているのである。自分たちが酒場で酔って、いい気分になって見せた素顔を知っているから、ホステスが昼の世界に入って来られると、おじさんたちは困るんである。落ち着かないんである。だから昼の世界から夜の世界へ行く女性はちっともかまわないけれど、逆はいかんのである。自分たちの本性を知られている女性を同僚や部下にすることは出来ないのである。
 おじさんたちが恐れるほど、アルバイトをしただけの女子学生が、彼らの本性に接したとは思えないが、おじさんたちはそれでも「自分たちの秘密」を知ってしまった彼女が許せない受け入れられないのである。おじさんたち自意識過剰だよ。

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