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2015年3月28日 (土)

情報強者でもっとエッチを

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(イラストレーション by 中村成二)
 先日、地方都市に住む、大学時代の友人と会った。どちらも相手の髪の毛の白さに驚くようになった年齢だ。その彼にぼやかれた。
「いやあ昨日、新宿で仲間と居酒屋で一杯やったら、ほんのちょっとしか飲み食いしないのに高い金を払わされた。東京は居酒屋も高いねえ」
 その店の名前を聞いてガックリしたのはぼくの方だ。近ごろぼったくりで有名なチェーン店の一つだったからだ。「それはぼったくりで悪名高い店だよ。今はすごく多い」「それで客が少なかったのか。でも新宿に来るのは久しぶりだったからねえ、まさかぼったくりの店が増えてるとは思わなかった」と、彼も肩を落とした、
「そんなことはネットで少し調べればすぐ分かることだ」と言うと彼は「いやー、おれは携帯しか持ってないし、ネットと言われてもね……」と頭をかく。
 そうなのだ、ネットで調べればすぐ分かる情報から切り離された人たちがいてカモになるんだね。そういうカモは情報弱者と呼ばれ、中高年層に多い。そう。この友人がまさに典型なわけだ。
 そこで思い出した。ぼくがバイアグラなどED治療薬を入手するクリニックは、いつも若い人でいっぱいだ。もっとも必要とする中高年層の姿はめったに見ない。
 その友人もED治療薬は欲しいというのだが、どうやって手に入れるかよく分からないという。医者の処方箋が必要だから健康保険証が必要だと思ってる。
「そんなもの必要ないよ。ぼくが行くクリニックは問診が五分ですぐ出してくれる。二度目からは通院カードを出すだけで売ってくれる。ものすごく簡単」と、その場で彼の住いの近くでの入手法を教えてあげたところで、クリニックに中高年の客が少ない理由に気がついた。
 ED治療薬を出す専門のクリニックは、ネット中心に宣伝して客を集めている。若い世代はネットで調べてさっさとやってくる。ネット情報に弱い中高年層は、必要な知識が手に入らないし「使うと死ぬかもしれない」など、ヘンな心配をして手に入れることができない。
 友人には「ネット情報弱者になったら、暮らしにくくなるばかりだよ」と言ってやった。どうやら教えてあげたクリニックで簡単に手に入れられ、試した結果もよかったらしい。これを教訓にネット強者になってほしいものだ。

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2015年3月21日 (土)

男の乳首はスイッチだった!

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(イラストレーション by 中村成二)
「人間の体で一番役に立たないもの」として軽んじられるものが、男の乳首である。
「どっちが前か後か判別するためにある」なんて笑い話にされるが、お乳を出すわけじゃないのだから「何のためにあるんだろう」と考えれば考えるほど不思議な存在である。
 母親の子宮のなかで、人間の胎児はまず「女」として発育し始める。だから初期の胎児はみな原始的な女性の器官を備えて大きくなる。ところがある段階で「ここから先、この子は男になるのだ」と遺伝子情報が命令をくだし、女性の器官は消滅し男性の器官が作られてゆく。その切り替えの時点の前に、乳首がすでに作られていたため、それは消えないで残ってしまう。これが男性に乳首がある理由で、神様の設計ミスみたいな感じさえする。
 しかし、女性の乳首が重要な性感帯であるように、男性のなかにも乳首の感受性が高いものがいることは、よく知られている。ぼくは前立腺のことを調べていて、前立腺で感じるような男性は、どうやら乳首もよく感じるらしい——と思うようになった。しかしそのメカニズムはよく分からないままだった。
 最近『オトコのカラダはキモチいい』(KАDOKAWA、二村ヒトシ・金田淳子・岡田育共著)という本のなかで、男性の乳首について驚くべきことが書かれていて、ぼくは目からウロコが落落ちた気持がした。
 女装美少年モノの作品で知られるAV監督の二村ヒトシさんがいろいろ教えてくれているのだが、多くの男性は「乳首で感じるわけがない」と思っているし、感じたとしても「それは男の沽券にかかわる」として、乳首の快感を封印しているというのだね。
 二村監督は「すべての男は乳首で快感を味わえる素質をもっていて、訓練しだいでイクこともできる」と断言する。
 確かに乳首はペニスやクリトリスと同じ海綿体組織をもち刺激によって勃起する器官だ。素直な心で乳首を刺激するチクニー(乳首オナニー)や、女性に舐めてもらったりしているうち、やがて素晴らしい快感を味わえるようになるらしい。うーん、そうだったらぼくも早くに訓練すればよかった。
 この書には、子供の頃から訓練し、太さも長さも親指ぐらいに大きくなった男性が紹介されて、二村監督の話がウソではないことが証明されている。しかし、乳首で快感を覚えるようになると、ゲイでなくても「受け」の体質になるらしい。自分のなかのM性や女性性を目覚めさせるスイッチ。それが男の乳首の役割だったのだ!「人間の体で一番役に立たないもの」として軽んじられるものが、男の乳首である。
「どっちが前か後か判別するためにある」なんて笑い話にされるが、お乳を出すわけじゃないのだから「何のためにあるんだろう」と考えれば考えるほど不思議な存在である。
 母親の子宮のなかで、人間の胎児はまず「女」として発育し始める。だから初期の胎児はみな原始的な女性の器官を備えて大きくなる。ところがある段階で「ここから先、この子は男になるのだ」と遺伝子情報が命令をくだし、女性の器官は消滅し男性の器官が作られてゆく。その切り替えの時点の前に、乳首がすでに作られていたため、それは消えないで残ってしまう。これが男性に乳首がある理由で、神様の設計ミスみたいな感じさえする。
 しかし、女性の乳首が重要な性感帯であるように、男性のなかにも乳首の感受性が高いものがいることは、よく知られている。ぼくは前立腺のことを調べていて、前立腺で感じるような男性は、どうやら乳首もよく感じるらしい——と思うようになった。しかしそのメカニズムはよく分からないままだった。
 最近『オトコのカラダはキモチいい』(KАDOKAWA、二村ヒトシ・金田淳子・岡田育共著)という本のなかで、男性の乳首について驚くべきことが書かれていて、ぼくは目からウロコが落落ちた気持がした。
 女装美少年モノの作品で知られるAV監督の二村ヒトシさんがいろいろ教えてくれているのだが、多くの男性は「乳首で感じるわけがない」と思っているし、感じたとしても「それは男の沽券にかかわる」として、乳首の快感を封印しているというのだね。
 二村監督は「すべての男は乳首で快感を味わえる素質をもっていて、訓練しだいでイクこともできる」と断言する。
 確かに乳首はペニスやクリトリスと同じ海綿体組織をもち刺激によって勃起する器官だ。素直な心で乳首を刺激するチクニー(乳首オナニー)や、女性に舐めてもらったりしているうち、やがて素晴らしい快感を味わえるようになるらしい。うーん、そうだったらぼくも早くに訓練すればよかった。
 この書には、子供の頃から訓練し、太さも長さも親指ぐらいに大きくなった男性が紹介されて、二村監督の話がウソではないことが証明されている。しかし、乳首で快感を覚えるようになると、ゲイでなくても「受け」の体質になるらしい。自分のなかのM性や女性性を目覚めさせるスイッチ。それが男の乳首の役割だったのだ!

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2015年3月19日 (木)

夫が女装する時

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(イラストレーション by 中村成二)

以前は「女装」と聞くと顔をしかめる男女が多かったのに、最近は若い男子の間でコスプレ感覚で女装するのがブームになっている。
 ネットで女装関係の話題を追うと、カレの趣味が女装だと知った上で恋愛し結婚する女性が案外少なくないことに気づく。「かわいければいいじゃん」と、妻のほうが積極的に夫を女装させて喜んでいたりする。本人たちは楽しんでいるからいいんだけれども、いかに女装子好きのぼくでも「それでいいのか」と言いたくなるケースもあるよ。まあ、子供が生まれると、たいてい夫は女装しなくなるらしいけれど。
 そういう話題のなかで常人の理解を超えたカップルというのもいろいろある。この欄で前にも紹介したのだけれど「好きになった女性がレズビアンで女性しか愛せないというので、決心して性転換して女性になろうとした男の子」。彼は念願かなって一緒になることが出来たけれどdも、やはり無理があったんだろうね、しばらくして別れてしまった。元に戻れないし、どうするのか心配だった。
 最近では、女装の趣味を隠して結婚した男性の告白が目にとまった。
 彼は、結婚したら女装をやめようと思っていたのだが、身の回りには女性の下着や衣類や化粧品があるわけだから、ついつい妻の留守の時に女装して楽しんでいた。
 ところが急に帰宅した妻に、女装している姿を見られてしまった。「もうダメだ」と夫は絶望したのだが、意外なことに妻のほうは「そういう趣味があったのね。じゃあ堂々と楽しめば」と言ってくれた。化粧などもいろいろ教えてくれて、誰が見ても疑わないぐらい美しくしてくれた。
 ここまではよかったのだけれど、そこから事態はとんでもないほうに展開する。なんと妻が「女装したあんたが男とセックスするところを想像すると興奮する。やってみて」と言いだしたのだ。もともとゲイの気はなかったので夫は抵抗したが「イヤなら別れる」と脅かされ、心ならずも妻が連れてきた男性に女装姿で抱かれたというのだね。
 ゲイではない趣味の女装でも、女の姿になると男性に抱かれてもいいと思うのが女装の魔力。妻に見られながら男性とセックスした夫は最高の快感を得、妻も興奮して猛烈な3Pになだれこんだ——。以来、妻に見られながら男性とセックスのが癖になった夫は「これでいいのだろうか」と自問している。昔の歌の題ではないけれども。いいじゃないの、今がよけりゃ。

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日本のエロで中国をKO!

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(イラストレーション by 中村成二)

 一時は業績が悪化の一途で、店舗の閉店が相次いでいた百貨店業界が、このところ景気がいいらしい。原因は中国からのお客が殺到しているからだという。
 百貨店ばかりではなく、観光業界や、薬品・日常雑貨などの小売業界も、中国人観光客のおかげで、活況を呈しているらしい。
 ぼくも都心部では中国人の団体をひんぱんに見かけていたけれど、彼らの購買力に驚かされたのは、暮に札幌に帰省した時だった。
 どういうものか冬の北海道は中国人観光客に人気があるらしく、札幌のホテルはどこも中国人で満杯。観察すると、かなり裕福な階層らしく、身なりはよく、カメラやiPadなどモバイル端末はみんな手にしている。
 驚いたのは商店街にひしめく彼らの買い物姿。特に薬局に押しかけると、あっと言う間にほとんどの薬や粉ミルク、紙おむつの類が消えてしまう。みんな山のように買ってゆく。百円均一の店のライターさえどんどん買う。どうやら中国国内で売られているものより日本の商品は質が良いので、みんな欲しがるのだそうだ。百円均一の品など中国で生産されているものなのに、それでも日本で売られているものは質が良いのだそうだ。そんなわけで中国に帰る飛行機は、客がみんな大量の荷物を持ち帰ろうとするので、積み込めなくて大騒ぎ。これほど日本に興味を抱き、産品を買ってくれる中国人は、国内消費が落ち込んでいる今の日本人にとって、まさに救世主のような気がする。
 そこでぼくは、どうしてもエロについて考えしまうのだが、ネットで見てみる限り、その部分では中国はまだ「発展途上国」だ。何しろポルノを扱っただけで死刑にされたのは、そんなに昔じゃない。かなりエロの規制はゆるくなったといえ、AV作品やアダルトグッズの出来は、中国の追随をほとんど許さない。
 そして、これは前にも書いたけれど、ストリップのようなエンターテインメントの分野では、中国国内ではまったく見られない。その結果、中国の男性は来日すると、妻や子供はディズニーランド、お父さんはストリップ劇場という内容になる。日本のエロの眩しさは、まさに中国人をクラクラさせる価値があるのだ。
 というわけで、ぼくは提唱したい。日本のあちこちに「セックス特区」と作るのだ。もちろん中国人大歓迎。そこに行けばあらゆる日本のエロを楽しめる施設や店舗がひしめいている。エロに国境はない。そうなれば中国も日本もおおいに仲良くなれて、ぎくしゃくした関係も改善される。日中友好はエロから始まるのだ!

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2015年3月 1日 (日)

捨てたパンティの値段

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(イラストレーション by 中村成二)

 最近、都市部でよく問題になるのが、各家庭やマンションから出るゴミの問題。生ゴミのようなモノならともかく、新聞紙、アルミ缶、金属類などの再生可能な資源ゴミ。これらを専門に回収する業者がいて、ゴミ集積所から無断で持ち去ってゆく。売ればお金になるモノだから、これは窃盗罪になる。

「だって持ち主が捨てたゴミなんだから、誰が持っていってもいいんじゃないの」と思われるかもしれないが、ゴミ集積所に出した時から、所有権は自治体にあるのだそうだ。

 自治体の収入になれば住民のためになるわけだが、業者が持ってゆけば、彼らの利益になるだけ。自治体も住民も「泥棒」と怒るのも理由はある。

 ところで、そうやって捨てられるゴミのことで、先日、面白い話を聞いた。

 ある都市で、捨てられるゴミのなかから、女性の下着、主にパンティだけを選んで持ち帰る男が、前述の理由から窃盗罪として逮捕されてしまった。そして裁判にかけられたんだそうだ。かなりの量のパンティを拾い集めていたらしい。

 まあリッパな窃盗罪だから起訴されたわけだけど、困ったのは原告側。窃盗罪を成立させるためには「盗まれたモノの被害額」を算出しなければならない。つまり捨てられたパンティ一枚の値段を決める必要があるのだ。

 ぼくに聞かせてくれた人は、その件で弁護士から相談を受けたのだが、「それは捨てた人によるでしょう」と答えるしかなかったという。まあ、そうだよね。おばあさんの使っていたパンティと若い女性のパンティは、オークションや中古下着市場でも差がつく。

 いろいろ勘案した結果、自治体側は「一枚二百円」としたらしい。被告はどうやら何千枚という単位で拾い集めていたようだから、被害額は数十万円になる。立派な窃盗犯だ。

 しかし二百円って……。何だか分かったような分からないような話ではあるね。そういう趣味の男性にとっては、ネットのオークションやブルセラショップなどであれば、千円でも二千円でも欲しいものだろう。はいていた女性が若くて美人で、もしかしたらタレントだったりしたら、たちまち何万円という価格になるかもしれない。

 しかし、そんな趣味のない人や多くの女性にとっては、ただの汚れがついた布きれでしかなく、タダでくれると言われても「要らない」と言うだろう。その間をとって二百円なのだろうが、うーん、どうなんだろうねえ。悩んでしまうではないか。(笑)

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