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2015年9月24日 (木)

危険な遊び、輪姦プレ

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(イラストレーション by 中村成二)
 現職の警察官や元刑事が逮捕された事件がきっかけで「そんなことをしている連中がいるのか」と世間を驚かせたのが、大阪で行なわれた輪姦プレイだ。
 英語では「ギャングバングgangbang」という。ひとりの女性を大勢の男性がとり囲んで、犯したり責めたりして楽しむ性的遊戯。いわゆる乱交パーティもそれに近いが、輪姦プレイの場合、最近よく聞かれるようになった「NТR」の要素が強いことがある。
 以前にも紹介したが「NТR」とは「寝取られ」「寝取り」という性的遊戯。男性が自分の妻や恋人を他の男たちに抱かせて、それを見て興奮するのが特色。欧米ではポルノの基本みたいなもので、検索するといっぱい事例が出てくる。
 なかでも過激だな、と思うのは、白人の男性が白人の妻を提供し、大勢の黒人男性が彼女を犯す、というパターン。黒い肌の男たちに囲まれ組み敷かれて悶える白い肌というのは、見ていてもすごい背徳性が感じられる。
 日本では以前から輪姦プレイは秘かに愉しまれてきて、アダルトビデオなども最近はずいぶん作られている。世の男性たちの中に、こういう行為を好む者は少なくないということだ。
 輪姦プレイの場合、必要なのは「犠牲となる女性」と「輪姦を好む何人かの男性」だ。後者は今はネットで呼びかければいくらでも集めることが出来る。大阪の事件では、有名なエッチ系掲示板サイトが使われた。
 問題は「犠牲となる女性」をどこから調達するかだ。多くは乱交プレイを経験したカップルのうち、男性がパートナーの女性を提供するケースが多い。女性は当然ながら、どういうことをされるか、それを承知のうえで犠牲になる。こういう場合、よほどひどい行為をしない限り、法的に罪を問うことは難しい。どんなに背徳的、倫理に反することを行なっても、それだけでは犯罪にならないのだ。
 大阪の事件では主犯が「交際していた女性」を犠牲として提供したのだが、警察は逮捕にまでかなり時間をかけた。最初に女性が合意していたと確認されたら、裁判に持ち込みにくいからだ。
 女性は後になって「考えていたのより、もっとひどい行為をされた。許せない」と思ったから警察も逮捕に踏み切ったのだろうが、ここが輪姦プレイの難しいところだ。「合意なら許される」ことも、女性の気持が傷ついてしまえば、それは犯罪行為として断罪される。参加した者全員が罪に問われる。背徳的な遊びは、一歩間違えれば身の破滅を招く。軽い気持で参加しちゃいけないよ。

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2015年9月13日 (日)

男のモヤモヤは女を萌やす?

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(イラストレーション by 中村成二)
 これまで何度も書いているけれど、ぼくは女性の体毛は「あるがまま」派である。今は女性のわき毛は絶滅状態だけれども、できれば残しておいてほしい。まあ無理だろうけど。
 一方、男性の体毛については、まったく関心が無かった。しかしゲイの男性なんか、体毛の濃い薄いはやはり男の魅力の重要な要素なんだろうね。いや、ゲイ男性の視線でなくても、女性の視線からするとどうなんだろうか。男の体毛——特に一番目につくわき毛を女性はどう思うのだろうか。ふと気になってネットで調べてみた。
 現在、一番インパクトのあるわき毛の持ち主というと、ロンドン五輪の金メダリスト、体操の内山航平選手ではないだろうか。
 華麗な演技の最後に着地し、パッと両手をあげると、そこに黒々フッサリと生えている見事な(?)わき毛。間違いなく現代日本を代表する「わき毛の王者」だろう。
 ネットでは内山選手を引きあいに出して「男のわき毛はイエスかノーか」という論争が起きている。つまり「男も女性のように、わき毛を処理したらどうか」という意見が、このところ高まってきているのだ。
 日本では男性のわき毛問題は存在していなかった。それがどうして今になって論議を巻き起こすようになったかというと、わき毛を処理する男性選手が、外国で増えてきているかららしい。ヨーロッパではスポーツ選手は衛生上の見地から、わき毛や陰毛を剃る習慣が普及しているようだ。そうなると「日本の選手もわき毛ぐらい剃れ」という声が高まるのも当然といえば当然。
 しかし面白いのは、女性に質問すると、六割は「わき毛はそのまま」派なんだね。特に内山航平選手については「絶対保存派」が大多数のようだ。なかには「小人になって、航平選手のわき毛のなかで暮らしたい」という熱烈なわき毛萌え女性も。
 うーん、ぼくなんか「あんまりモヤモヤしてるのは少し剃ってもいいかな」なんて思う時もあるけど、女性の視線からすると、やっぱりあれはセクシーな魅力の源泉なんだろうかねえ。「体毛を気にする男性なんてキモい」と言い切る女性もいるぐらいだ。
 最近は男性の脱毛を奨めるビジネスもずいぶん繁昌しているようだけど、もしあなたが脱毛を考えているのなら、その前に彼女の意見も訊いてみたほうがいいと思うよ。

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2015年9月 6日 (日)

タダで読める過激なH小説

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(イラストレーション by 中村成二)

 出版不況と言われてずいぶん久しいが、私が書いている官能小説の分野でも、全体的な売り上げは年々減少の一途、小説だけ書いて食ってゆける作家は、ほんのひと握りという状態になって、もう読者はエロい小説を完全に見捨てたのかという気がする。
 そんな時にネットで親しくしている某有名SF作家さんが「ネット上でタダで読める官能ラノベに夢中になってる」と言ってるではないか。
 ラノベとはライトノベルという和製英語の略語で、主に十代の少年少女を対象にした、文字どおり「軽いノリで書かれ、気軽に読める小説」。近年、携帯やスマホのサイトでダウンロードして読む若者が増えて、官能エロ小説もライトノベルのサイトで多く発表されている。
 あの筒井康隆でさえ影響されてラノベを書いているぐらいで、紙の本でも売れてる作品はよく売れていて、ぼくも何冊かは読んでいるのだが、官能エロの分野のラノベにはあまり関心がなかった。
 ところがプロの作家である友人が熱中していて、しかも「タダで読める」というのは聞き捨てに出来ない。彼から教えてもらって、そういうサイトにアクセスしてみた。その一つ『小説を読もう!』というサイトには、何と八万タイトルのラノベ小説が登録されていて、ありとあらゆるジャンルが揃っている。ぼくが探している過激エロ小説は、そのなかの『ノクターンノベルズ』。いわゆる18禁サイトである。
 「調教、処女、奴隷、近親相姦、SM、レイプ、アナル、鬼畜、露出、緊縛、拷問……」などのキーワードを選べば、自分の趣味に合った作品がすぐ探し出せる。
 著者はアマチュアがほとんどで、文章や構成はよくいえば素朴でシンプル、悪く言えば稚拙で未熟、出版社が手がけたプロの作家の作品とは完成度では比較にならないけれど、制約や規制がほとんどない状態で書きたいものをガンガン書いてゆく情熱度はすごい。読者も面白ければ評価してくれるので、それがランキングにすぐ反映する。つい読み耽ってしまうような作品はすぐ見つかった。
 ネットの奥で、こういうエロ小説の宝庫(ほとんど原石だけど)があるとは知らなかった。これじゃプロの作家はお手上げだなあ、と思いつつ、紹介する次第である。探せばもっと過激なダウンロードサイトもあるよ!

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2015年9月 4日 (金)

モーニングSEXのすすめ

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(イラストレーション by 中村成二)
 ふと目についた記事に書いてあったのだが、カップルのセックスは朝にするほうが健康にいいんだそうだ。
 まあ、セックスそれ自体、やり過ぎないかぎり、いつやっても体にはいいらしい。ホルモンの分泌が促され、新陳代謝が改善され、欲求不満が解消される。男性は三日に一度ぐらいの頻度でセックスしていると心臓発作の危険性が三分の一になるという。女性だって愛されているという満足感から健康的なお色気が発散されて周囲を明るくする。新婚のお嫁さんが輝いてるように見えるのは、セックスの頻度が高いからだ(と勝手に思っている)。
 しかし、恋人になったばかりとか新婚ほやほやの時の24時間いつでもOKという状態はいつまでも続かない。だんだん、夜ベッドに入ってから、というパターンが定まる。いつのまにか「セックスは夜するもの」という習慣が当たり前になる。
 しかし、男性は昼の間に働いて、夜は疲れて早く眠りたい、という時が多い。女性も働いている場合は同様だ。「今日は疲れているから」という言い訳が多くなり、やがてセックスレスになってゆく——。
 これは「夜しかセックスしちゃいけない」という思いこみのせいで、研究によれば、男性の場合、ひと眠りしたあとにはセックスのホルモンであるテストステロンが蓄積されて、性欲のパワーは充分高まっているんだそうだ。
 それに男性の場合、″朝立ち″がある。これは自然現象なのだが、朝になって目が覚めた時は、いつでもOKという状態に勃起している。あいにくパートナーがいない時に、猛烈な朝立ちを体験して「もったいないなあ」と思う経験は、たいていの男性がしているだろう。
 というわけで、夜、疲れているのに義務的にするより、朝、元気がみなぎっている時に楽しんだほうが健康にいいのだと、多くの医師や性科学者が推奨している。
「せっかく疲れがとれたのに、朝にセックスしたらまた疲れちゃうんじゃないか」と思うかもしれないが、実践しているカップルに聞いてみると「そんなことはない。かえって元気になって仕事にもヤル気が出る」という回答が多いんだそうだ。
「そういえば、このところ″夜の営み″が減ったなあ」というカップルは話しあって、朝に楽しむように習慣を変えてみるといいかもしれない。まあ、ぼくなんてもう若くはないから、どうしても二度寝になっちゃいそうな気がするけどね。

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