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2017年1月29日 (日)

セックスロボットがやって来る!

 あまりテレビドラマを見ないぼくが、去年わりと熱心に見続けたのは『ウエストワールド』という近未来SFドラマシリーズだった。西部劇の舞台のような世界を現実の空間のなかに作り出し、そこで悪党やインディアンと戦うスリルを味わうテーマパークの話。
 そこに登場する保安官やガンマンやカウボーイや殺し屋やインディアンや酒場の女たちはみなロボットなのだが、どこから見ても人間そっくり。客としてやってきた男たちは酒場女たちとセックスも出来る。
 ロボットだから記憶は作られたもので、殺されたりすると地下の工場へ運ばれ、修復され、さらに記憶をそっくり入れ替えられる。その過程で記憶の入れ替えがうまくゆかないロボットたちは「自分はいったい誰なんだ」と考え始め、やがて人間に抵抗するようになる……という筋立て。外からやって来た客の男など、牧場主の美しい娘を、ロボットと知りつつ恋してしまう。「人間とは何か、ロボットとは何か」を考えさせる、なかなか奥行きのある連続ドラマであった。
 すると最近、「人間とセックスするロボットが近いうちに完成する」というニュースが流れてきた。体はゴムと金属で出来、人間のようにセックスが出来るソフトウエアを備えたロボットが実現しそうだ——というのだ。実際に昨年末には、ロンドンのゴールドスミス大学では『ロボットとの愛とセックスに関する国際会議』まで開かれている。
 今までの人工性器をもつセックスドールと違うのは、女性ロボットの場合、男性を受け入れると、そのように反応するところだろう。腰を振るだけではなく声をあげたり悶えたりするのだ。相当高価なものになるかもしれないが、需要が拡大されれば、やがて「セックスロボットのテーマパーク」みたいなのが作られるかもしれない。
 今の社会、いろいろな理由で女性とセックスできない男性は大勢いる。セックスロボットはそういう男性に生きる喜びを与えてくれるだろう(現在のセックスドールはそういう男性たちに求められている)。そうなると当然、男性のセックスロボットも作られ、女性やゲイの男性のために供給されるだろう。これまで性の悦びを得られなかった男女が満足できるようになれば、社会の仕組み(結婚とか売春とか性犯罪)について、考えかたが大きく変わってしまうはずだ。もちろんセックスロボットと結婚し、一緒に暮らす人間も出てくるだろう。すごい時代になってきた!

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草食男子の肉食化法

 性欲が薄く、女性に関心がなく、結婚なんかしてもしなくてもいい……という草食男子の増殖は、日本の将来が思いやられる大問題だと思うのだが、どうも真剣な対策が考えられていないようだ。
「そうは言われても、どうしてそういう若者が増えてきたのか、原因が分からないと対策もとれない」と政治家や役人は言うだろう。確かにそうだが、この原因究明というのがまた難しい。ぼくなんか、輸入牛肉に含まれている女性ホルモンがしだいに男の子を女性化させているんじゃないと疑っている。
 もちろん食べ物以外にもさまざまな原因が考えられているのだが、最近、研究者たちの間で主流になってきたのが、両親、特に母親との関係が草食男子を生んでいるのではないかという仮説。
 実地に調査してみると、そういう男の子の家庭は両親が早くからセックスレスになっていて、特に母親がセックスに関心を抱かないケースが多いというのだ。
 これは分かるような気がするな。父親のほうは外の世界があるから、浮気したり風俗で性欲を発散させることが出来るが、もちろん妻子にはそんな顔を見せない。
 母親の場合は、息子にかまけてしまうと性欲が薄れ、セックスに無関心になる。つまり家庭のなかに少しもセックスの匂いがしない。そういう雰囲気のなかで育てば、男の子は自然に「セックスなんてそんな重大なことではないんだ」と思うようになり、他の趣味に気をとられて、女の子ゲットなんて問題は、優先順位のずっと下のほうになってしまう。
 もしそれが原因だとしたら、草食男子問題は、その両親たちをなんとかするところから始めなきゃいけない。どんなセックスレス夫婦であっても、自分たちの息子が結婚もしない子供も生まないでは困るわけだ。孫の顔を見たいのはどんな親でも同じだろう。
 それだったら親たちは、なるべく頻繁にセックスして、それで幸せなんだ、という雰囲気を家じゅうに漂わせるよう努力しなければいけない。具体的な方法としては、そうだなあ、ぼくのポルノ小説とかエッチなDVDとかわざと目につくようなところに置いておく、ってのはどうだろう。「えッ、ウチの親、こんなことに興味があるの?」と驚かせ、そこから性への好奇心を高めてやれば、草食男子はだんだん肉食化するんじゃないか。この方法を全国の草食男子をもつ親たちに訴えたい!

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きみは陰茎骨を持つか?

 人間は哺乳類の仲間だけれど、ほかの哺乳動物とはいろいろ違った部分がある。陰茎骨というのも、そのひとつだ。
 ほとんどの哺乳類のオスには、ペニスの中に軟骨が通っている。それが陰茎骨。シロナガスクジラの陰茎骨なんて2〜3メートルもあるという。もちろんヒトの親戚である霊長類は、ゴジラもチンパンジーもオランウータンも、みんな陰茎骨を持っている。
 ところが、ヒト、つまり人間だけは陰茎骨が無いんだね。きみがどんなに激しく勃起してガチガチギンギンになっても、萎えてしまったらフニャフニャだ。思う通りに勃起しないイチモツを握って、「くそー、おれにも陰茎骨があったらなあ」と思った男も多いかもしれない。
 どうしてわれわれ人間だけが陰茎骨を持たないのだろうか。それは今も謎なんである。しかし学者たちはその理由をいろいろ考察してきた。最近になって、ユニヴァーシティ・カレッジ・ロンドンの研究者、ファー・オピーらが、「ヒトはオス同士の競争が比較的少なく、性行為も比較的迅速に終わるため陰茎骨を失ったのかもしれない」という論文を学会誌に発表した。
 それによると、研究チームは「霊長類の進化の過程で陰茎骨が保持されたかどうかは、長時間の挿入と関係がある。そして性行為が長いほど陰茎骨も長い」ということを発見したという。
 どういうことかというと、陰茎骨が発達している種ほど、メスを巡る争いのなかで生殖に有利に働くかららしい。まあふつうに考えても分かるけれど、ペニスに骨があればセックスするのに面倒がなく、長時間の行為が可能だろうということは分かる。それはオス同士の争いが激しく、いつメスを他のオスにとられてしまうか分からない種の間では、必須の「道具」でもあっただろう。
 ところが人間の場合、惚れあってカップルになってそれが続く状態——つまり一夫一婦制になると、他のオスのことやメスに逃げられる心配が少ない。だからだんだん陰茎骨が必要なくなり、最後にそれを失った——ということらしい。もちろん仮説だから何とも言えないけれど、そういうこともあるかなあとは思うね。
 それで思い出したけれど、女を口説く名人というのがいて、「おれには何万人に一人という割合で残っている陰茎骨がある。ウソだと思ったら触って確かめてみろ」と言うのが手口だった。なかなか考えたウソではないか。

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カエルにされる男たち

 ネットで話題になっている面白い言葉がある。「蛙化現象」というのだ。「蛙化」は「かえるか」と読む。文字通り、人間が蛙になってしまう現象を指す。
「いったい何のことだ!?」と思うけれど、実際にこの言葉をタイトルにした論文が学会で発表されている。話のタネにいいかと思い、ちょっと紹介してみよう(発表者は跡見学園女子大・臨床心理学科藤澤伸介教授。論文名は『女子が恋愛過程で遭遇する蛙化現象』)。
 簡単に説明すると「好きな人に好意を告白されると、とたんにその人のことが嫌いになる」という、女性にみられる特有の心理的現象を言う。ふつう、男が女性に愛を告白するのは、それまでの様子を見て「彼女もぼくのことを嫌いではないな」と判断してのこと。ところが告白した瞬間、相手がスーツと引いて「お友達でいたかったのに」とか何とか言い訳して去ってゆく。同じ経験した男も多いのではないだろうか。「えーツ、どうして? おれの何がいけなかったの?」と悩むことになる。
 藤澤教授は若い女性(学生だろうね)にいろいろ聞いて、彼女たちの七割が「男に好きと言われたとたん嫌悪感を抱いた」体験をしていることを知り、その原因を考えた。
 結論は「彼女たちは自己肯定感が低いからだ」というもの。つまり、自分のことを好きなれない、今の自分を否定する気持が強い女性が、男から『好きだ』と言われると、とたんに好意を抱いていた相手を「私のような女を好きになるなんて、どこを見てるの? バカじゃないの?(ちとオーバーだが)」と思って嫌いになってしまうんだそうだ。男からみれば「そんなバカな〜」と思うけれど、藤沢教授が調べた結果だからね、そうなんだろう。
 なぜ「蛙化」なんて言葉にしたかというと、グリム童話の「蛙と王子さま」のお話からきている。あれはお姫さまを助けた醜い蛙が最後にイケメン王子さまになって結ばれる、という話だが、その反対に、それまでの王子さまが蛙みたいにイヤな相手になってしまうことから命名したそうだ。いやインパクトのある言葉だよね。
 しかし、言われてみるまでは、女性がこんなふうに拒否反応を示すなんて知らなかった。男たちは、これからは愛を告白する前に「カエルにされてしまう可能性」を心配しなきゃいけないぞ。ああ、つくづく女心は複雑だ〜。

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男の娘(オトコノコ)と魅惑の3P

 ぼくの周りのエロ好き男たちを驚かせ喜ばせてくれたのは、去年の暮、ホリエモンと大島薫クンの仲が週刊誌ですっぱ抜かれた事件だった。
 大島薫クンは、今や知らぬ者がいないほど有名な「男の娘(こ)」アイドル。女装すると、どこから見てもかわいい女の子になるけど、その実体は、整形もホルモン投与もしていない男の子。体つきも肌も女の子だけど、あそこは巨根。
 そういう女装する男子は、ゲイの一種で、セックスする相手は男性だけ——と思われるが、大島薫クンはバイセクシャルを公言している。つまり女性ともちゃんとセックスできる。出演したAV作品にはそれを証明するシーンもいろいろ写っている。
 ぼくもそうだけれど、エロ好きおやじたちの中でも、彼(というか彼女というか)のような「男の娘」を愛でる者は少なくない。出来れば仲良くなりたいと、みんな思っている。そういうファンの目の前で、なんとホリエモンが、堂々と薫クンの手を引いて高級ホテル連れ去ったのである。
「くそー、ホリエモンめ」と薫クンのファンは悔しがったけれど、相手が相手だからねえ、これは勝負にならない。刑務所を出た時よりは太ったけれど、思ったより太っていない。男ざかりの精悍な体つきを保っている。さぞかし薫クンも満足させられただろう——といろいろ妄想してしまうのだが、噂によれば、ホリエモンは女性のパートナーも呼んで、いわゆる3Pを愉しんだというではないか。やるなあ。ぼくは感心してしまった。
 薫クン登場以前からぼくは、女装するけど男性機能はパーフェクト、男子も女子も相手にできる美女(?)をヒロインに官能小説を何冊も書いてきた。こういう作品を書くことの長所は、セックスのバリエーションが実に豊富だということだ。男と女だけを描くと、たとえ3Pであっても、楽しみかたは限られている。同じパターンを繰り返すだけである。書いてるほうも読んでるほうもつまらない。
 ところが、男性も女性もOKの男の娘が間に入ると、つながり方のパターンが何倍にも増える。聞くところによれば、ホリエモンは薫クンに対して「受け」もしたという。そうなると、「ええと、彼がああして、彼女がこうして、それに薫クンがこうからんで」と考えると、そのパターンがいかにバラエティに富んでいるか分かるだろう。書いても書いても楽しみかたのアイデアが尽きない。そこが「男の娘」とつきあう最大のメリットで、ホリエモンは最高の快楽を得られたであろう。くそー。
(参考写真は大島薫君のAV作品より)
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ポルノ商品は匂いで勝負!

『週刊プレイボーイ』の最近号を読んでいて、「へえ!」と思った記事が「においつきAV」の開発者の話。
 ぼく自身はまだ現物を目にしていないのだけれど、今年の初めごろから「女性のアソコの匂いが嗅げるAV」というのが販売されて話題になっていた。パッケージの指定箇所をこすると甘いような汗臭いような匂いがたち昇る。これが出演女優のアソコから採取した愛液の匂いなのだそうだ。それを開発したのが「サディスティックヴィレッジ」の代表取締役で監督のニューカジー風間氏。週プレのインタビューに答えてこう言っている。
「私は鼻がよくて電車で女性の匂いを嗅いだだけで生理かどうか分かって興奮するのです。その興奮を世の男性にも分けてあげたいと思いました」
 紙に匂いを染み込ませる印刷技術はすでに存在しているのだが、問題は印刷会社に「そんな匂い、作りたくない」と断られたこと。仕方なく風間氏は100種類の香料を調合し3ヶ月かけて、同じ匂いの香料を完成させた。うむ、女優さんから直接採取したものならもっと良かったのに。
 でも、その付加価値が認められ「においつきAV」は人気を呼んで、売れ行き好調だという。ぼくは、この記事を読んで「これからは仮想嗅覚の時代だ!」とピンときたね。
 今、AVの世界で期待されているのはVR(バーチャルリアリティ)製品。特殊なメガネをかけると、眼前に立体的な世界が出現する。AVなら、女優さんの肉体が手で触れそうな錯覚をもたらしてくれる。こりゃ興奮しますがな。そういうVR製品は視覚を刺激してくれるだけだが、そこに嗅覚を刺激する匂いが付属したらどうだろうか。女優さんがパンティを脱いで股を広げたら、香水の匂いがして肌の匂いがして、アソコそのものの匂いがプーンと嗅げたら……。男の興奮は倍増いや百倍増だ!
 それとは別に、この技術はインターネットなどで買えるデジタル商品に客をとられている書籍や雑誌に活路を与えてくれる可能性がある。女性のヌード写真の、髪の毛、脇の下、乳房の谷間、お臍、アソコ……。それぞれの部位からモデル女性の匂いが嗅げる印刷技術が出来たら、男たちはそれを買いに走ることだろう。こればっかりはデジタル化は難しい。ネットからダウンロードというわけにはゆかない。不況に悩む出版界は、これでたちまち元気になる——って夢を見たんだけれど、どうだろうか。

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