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2017年3月27日 (月)

スパンキングはお好き?

 ぼくはSМ好きが高じてSМ小説を書くようになった男だが、SМプレイのなかで何が好きかと言われれば、ためらうことなく「スパンキング」と答える。相手のお尻を露出させて掌や定規やスリッパやベルトなどで打ち叩く行為がスパンキングね。
 残念なことに、日本ではスパンキングプレイは主流ではない。日本のサディストたちは多く縄でぎりぎりと女体を縛りあげ、ねちねちと下腹部をいたぶるのを好む。スパンキングに熱中するマニアのための情報はいたって少ない。残念である。
 これが欧米になると全然違う。ネットで検索すればスパンキングマニアのサイトやブログは無数にある。この違いはいったいどこから来るのだろうか。
 ぼくが考えるのは、やっぱり子供に対する親の躾け方によるのだと思う。欧米の親たちは幼児の頃から言うことをきかない子を容赦なくスパンキングする。お尻は少々強く叩いても深刻なダメージを与えることはない。それでもかなり痛い。子供たちに言うことをきかせる効果は高い。そういう育児文化からスパンキングを楽しむ男女がいっぱい生まれてくるのだろう。
 叩かれる時はパンツを下ろされ、お尻を丸出しにされるから恥ずかしい。そして痛い。しかしそれが子供たちのマゾヒズムを目覚めさせて、叩かれる方(スパンキーという)のマニアに成長させるわけだ。
 では、叩く方(スパンカーという)のマニアはどうやってでき上がるのか。成長してから誰かが叩かれる光景を見て興奮し、ハマってしまう例もあるだろうが、叩かれてもスパンカーになることが分かっている。スパンキングに関する調査で「スパンキングをしても効果は長続きしない。かえって反抗的になる」ことがわかってきた。つまり、叩かれることで子供の攻撃性がかえって増長してしまうのだね。あのヒトラーは、子供の頃、厳格な父親の前で丸裸にされ、鞭で尻をこっぴどく叩かれる躾けを受けて育った。つまり度を越した体罰はその子の性格をサドにもマゾにも歪めてしまうということだ。
 その点、あまり叩かれないで育った日本の男女は、スパンキングにあまり興味を持つことなく育ってしまう。これはスパンキングマニアとして非常に困るのだ。世の親は子供たちのお尻を泣くまでひっぱたいて躾けなさい。でなきゃ私のスパンキング小説が売れないじゃないか。……って何を言ってるのだおれは。
(画像は参考イメージ)
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