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2017年6月 8日 (木)

マニキュアがレイプを防ぐ

 最近は街を歩いてると、必ずネイル・サロンというのが目につく。女性の指にマニキュアをしてくれるところだが、今や単に色を塗るだけではなく、さまざまな宝石を貼り付けたり絵を描いたり、ネイル・アートと称するようになったらしい。
 ぼくは女性の爪にはまったく関心がなく、どんな趣向で塗ろうと飾ろうと注目することはない。長く伸ばした爪も苦手で、きちんと短く切った爪のほうが好きだ。触ってもらうことを考えると、余計なことはしてほしくない。まあ男の自分勝手な考えだけれども。
 そんなぼくが「これはすごい」と思ったのは、アメリカで近々発売されるという特殊なマニキュアのこと。見ただけではごくふつうのピンクや赤い色なのだけれど、ある薬物に触れると黒くなる。何のためにそんなものが発明されたかというと、アメリカの女性の多くが被害にあっているデートレイプを防ぐためだというのだね。
 デートレイプというのは、会ってすぐ、女性を襲うレイプ。バーや食堂で出合った女性が、初めて会った男性と話しているうち、ドリンクに薬物を入れられて泥酔状態になり、介抱を装った男に連れ去られ、あとは言いように弄ばれてしまう、という鬼畜な行為だ。
 使われる薬物は無色透明、無味無臭のものが多いので、どんなに注意しても発見するのは難しい。今やアメリカの若い女性4人にひとりがデートレイプの被害者じゃないかというぐらい、犯行が増えているという。これじゃおちおち、外で酒も飲めないではないか。
 そこでアメリカの大学生が考えたのが、薬物検査薬の入ったレイプ防止マニキュアというアイデア。「あやしい」と思ったドリンクを飲む前に爪をそっと浸してみる。色が変化したら相手はレイプする気なのだ。すぐに警察に通報して逮捕だ!
 薬物もいろいろあるので、それに対応してマニキュアの成分も変えなきゃいけない。それでも「安心してお酒を飲みたい」という女性たちの要望は強いから、このレイプ防止マニキュア、完成したら売れるのではないか、と言われている。
「へえ、アメリカってそんなにひどいのか」と驚く日本人だって安心していられないよ。一昨年だったか盛り場で女子学生が昏睡してバタバタ倒れた事件があったが、あれも誰かが飲み物に薬物を投入したと思われている。女性に勧められた酒を呑んで昏睡し、身ぐるみ剥がれるサラリーマンもいる。日本もこういう撃退グッズが必要とされる時代なんだよ。

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