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2017年9月 1日 (金)

「ギシアン」って知ってる?

 世間には、ある特定の業界や組織のなかだけで通じる言葉がある。最近、著しいのは、インターネットをやっている同士だけに通じる「ネット用語」だ。たいていは『2ちゃんねる』とか『ニコニコ動画』などのSNSの参加者たちの中から自然発生的に生まれたものが多い。
 ぼくもそういうSNSに入った頃は、わけの分からない用語が飛び交っているので、面食らったものだ。まあ、代表的なもので、今は一般的になった用語としては「ネトウヨ」「パヨク」「ググる」「disる」「リア充」などがある(説明不要……だよね?)。
 最初は「なんて軽薄な言葉だ」と思っていたけれど、SNSのなかでは、そういう用語を使ったほうが相手に伝わりやすいということもあり、今ではぼくもネットのなかでは多用するようになった。
 若い世代、というか子供たちの言葉遊びのようなものだね。だから伝える相手を間違えるるとひどくバカにされるから、使う場合は注意が必要だ。
 で、最近の一番難解なネット用語は、「ギシアン」というものであった。これ、知らずに耳にして、とっさに理解できる人がいるだろうか? 「あのホテルはギシアンが筒抜けだ」というふうに使う。
 今はどうか知らないが少し前まではググってもヒットしなかった。仕方なくそっち方面に詳しい友人に質問したら、なんと「カップルがベッドでセックスすると、ベッドはギシギシいい、女の子はアンアンとよがり声をあげる。つまりはラブホや安アパートのようなところでやるセックスのことだ」と言われて「なるほどー」と納得したことであった。
「なんでそんな用語が必要なんだ」と怒る大人もいるかもしれない。まあぼくも半分怒りたくなったけれど、仲間うちだけで通用するスラングだからね、文句をつけても仕方がない。もちろんオヤジ世代は使う必要がないから覚える必要もないが、そういう言葉にぶつかると「なんだなんだ」と好奇心を刺激されて、意味が分かると面白いではないか。
 やはりオヤジ世代の友人なんか「そうかー、今の若者はセックスはベッドの上でやるんだな。オレたちの若い頃は安アパートはみな畳にフトンだったしラブホなんて行く機会もなかった。「ギシアン」なんて言葉、生れようがなかったなあ」と、妙なところで感心していたぞ。

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