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2017年12月24日 (日)

SМとトレーニングジムは両立する?

「これ考えた人、館さんの読者じゃないですか?」と何人かに笑いながら言われた。最近、メディアで報じられた東京の『H』というトレーニングジムのこと。
 トレーニングジムというと、ずらりと並んだトレーニングマシンでみんながワッセワッセと運動するイメージだけれど、最近は個室で専属のトレーナーとマンツーマンで行なうパーソナルトレーニングというのが流行なんだそうだ。
 で、この『H』もパーソナルトレーニングのジムなんだけれど、トレーナーがなんと、SМの女王さまだという。もちろんトレーナーの資格を持っている。つまり、SМクラブに行ったノリでトレーニングしてくれるお店なのだ。
 設立したオーナーは、自分がドМだから考えたそうだ。トレーニングをしていてキツくなると、いつも「ここで女王様に刺激してもらえたら、もっと頑張れるのに」と思っていて「だったら自分で作っちゃえ」ということになったらしい。
 ぼくはSМ作家としてかねてから「SМプレイでトレーニングもダイエットもできる」という考えだったから、そういう作品をいろいろ書いてきた。太りすぎた女性がある期間内にひきしまった肉体にならなければならないという時、監禁されて毎日、М奴隷として調教されることで、目標を達成する——というようなお話だ。まあトレーニングをやったり見たりしていれば、誰でも考えつくことだから、このオーナーのように実践する人がいなかったことのほうが不思議だ。
 実際、コーチとアスリート、監督と選手の関係は、ドSとドМの関係である。どちらも受け手の自由意志を束縛し、攻め手に服従することで快楽を得られる。スポーツしてる時にハイになる状態は、女王さまに責められてМ奴隷の陶酔感、恍惚感と同じだ。
 問題は、スポーツトレーニングでは味わえない性的快感をどこまで与えるのか、というところだろうね。私の小説では美人トレーナーが「今日はよくがんばったね、ご褒美だよ」と言って、受け手にオルガスムスを与えてやる。だから受け手もがんばれるわけだけれど、それだったらSМクラブと同じことになる。というか私がトレーナーなら女王さまになってしまったほうがいい、と考えてしまうのではないか。そうなるとこのジムは風俗店の一種ということになる。サービスや料金や集客のことを考えると、いろいろ制約がありそうだが、まあ、どういうことになるのか注目しておこう。

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