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2018年2月 3日 (土)

男性ラブドールは売れるか

 年々リアルになるセックス用人形——ラブドールだが、最近、注目されるのはAI(人工知能)を搭載した「セクサロイド」(ロボット型ラブドール)だ。
 簡単な会話で人間と対応できるAI搭載ロボットはすでに企業の受付などに設置されている。去年はそれをラブドールに搭載し、ユーザーの呼びかけに反応する女性ラブドールの「ハーモニー」というのが実用化され、話題になった。ちなみに彼女のお値段は一体、およそ170万円。まあ量産されればもっと安くなるだろう。
 しかし、本物の女性らしく作れば作るほど「女性をモノとして扱っている」という、フェミニズム側の批判も強くなる。やっぱりラブドールのユーザーは圧倒的に男性だからね。でも遂に、不平等が破られ、女性ユーザーのための男性ラブドールが作られることになった。「ハーモニー」を開発したリアルボティックス社が「年内に男性セクサロイドを発売したい」と公表したのだ。
 同社によると「基本的な会話や反応といった機能を持ちつつ男性的な筐体と男性的な声、そして人工ペニスを搭載する。なお、皮膚や目の色、髪型などに加えて人工ペニスのサイズもユーザーの希望どおりにカスタマイズ可能」という。
 気になるのは、この男性セクサロイドの能力だ。人工ペニスが単なるバイブレーター内蔵なら面白くもなんともない。実際の男性のように腰を動かしピストン運動をしてくれるなら、女性たちが飛びつくかもしれない。いや、ゲイの男性たちにも売れるだろう。となるとペニスを受け入れるアヌスの機能も開発しなきゃならない。何やかやで、この男性セクサロイドは女性型より割高になりそうだ。
 ぼくがいちばん興味あるのは、「彼」に搭載されるAIがどこまでユーザーの願望に追随できるかだね。たとえば本物そっくりに射精できるのかどうか。その時、声を発したり腰をガクガクさせたりするのか。
 ——とまあ、面白おかしく書いてきたけれど、ちょっと考えたら、この男性セクサロイドって、洗練されてきたら世の男たちの脅威になりそうだ。「私がイクまで射精しないで」とか、「何度でも射精しなさい」と命令されて、それを忠実に実行する能力が備わったら、もう人間の男じゃかなわないってことだ。あと数年のうちに、男性セクサロイドに女性が群がり、並の能力しかない男たちはお呼びじゃなくなる時代が来るかもしれないぞ。

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