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2018年6月22日 (金)

二度と見られぬ昭和のエロ

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 来年で「平成」が終わる。そうなると「昭和」という時代はますます遠くなる。なにせ一番最新?で30年前、最古だと96年も前のことになるからねえ。
 ネット上では、そういう「昭和」という時代を思い出しては懐かしがるサイトやグループが多い。それらを見てると、人それぞれに「昭和」を感じるモノがある。エロの方面でいえば、たとえばちょうちんブルマ。これに感じた人は東京オリンピックで優勝した「東洋の魔女」たちをテレビで見た世代と分かる。あの頃を最後にちょうちんブルマは姿を消し、ピッチリしたショーツ型のブルマになった。ちょうちんブルマはもう二度と見られないだけに、マニアたちが話し出すと熱が入る。ぼくなんかはちょっとついてゆけないけどね。
 では「おまえの感じる昭和のエロは何だ」と問われたら、待ってましたとばかり答えよう。「女子高生の赤いガーターだ」と。
 ガーターというのは太腿までのストッキングの上端にはめてズリ落ちないようにしたゴムの輪っかのことである。今でも無いことはない。フリルやレースがついてセクシーなものが多い。ぼくが高校時代、昭和も半ば過ぎの頃までは、セーラー服の女子高生は黒いストッキングをはき、腿を質素なゴム編みのガーターで留めていたのである。
 高校二年生の頃だったかな、たまたま土手のようなところに腰を下ろしていた女子高生のスカートを下からモロに見上げるチャンスがあった。その時、目に飛び込んできたのは白いパンティと白い太腿と黒いストッキングと、今でいう絶対領域の一番下に食い込んでいる真っ赤なガーターだった。
 いやあ性欲ざかりだけどまだウブな高校生にとっては、頭を殴られたようなショックだったねえ。真っ白な太腿と黒いストッキングの間を分ける赤いガーター。パンティよりも赤いガーターの方が衝撃的だった。
 それから数年後、パンティストッキングが普及し、誰もガーターなんかしなくなった。しかしあの光景を忘れられないぼくは、真っ赤なガーターを買って、機会あるごと女性に着けてもらい、視覚的悦楽を味わっていた。
 だが悲しいことに、ある日、取り出してみると、ゴムが朽ちてボロボロになってもう使えなくなっていた。質素な女子高生の使うようなガーターはどこにも売っていない。かくて「女子高生の赤いガーター」は、二度と見られぬぼくの昭和の思い出となってしまったのである……。
(参考写真は、『めばえ〜セーラー服写真集』(グリーン企画刊、編集レイアウト末井昭)より。発行は1990年代初頭と思われる)

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理解できない男女の好み

 子供の頃には分からなかったけれど、成長してから「ああ、そうか。うまいこと言うなあ」と感心することわざというのがある。「蓼(たで)食う虫も好きずき」というのもその一つ。蓼は刺身のツマや薬味に使う、辛くて苦い草。「他に草があるのに、こんな辛い草を好んで食べる虫もいるように、人の好みもさまざまだ」という意味。
 ぼくは変態とかフェチという分野にのめりこんでから、初めて理解できるようになった。いやしかし、変態やフェチの分野でいろんな人に会ってきたけれど、「蓼食う虫」のひとりであるぼくにも、理解しにくい嗜好の持ち主というはいっぱいいる。
 たとえば「薄幸フェチ」と呼ぶしかない男性がいた。いつも悲しげな顔をして、めったに笑うことがなく、気力が感じられなく存在感も薄いというような女性に会うと、ムラムラと欲望を覚えるというのだ。誰だって「なんでそんな女が好きなんだ」と疑問を抱くけれど、本人にも説明できないという。蓼食う虫に理屈は無いんである。
「鎖骨フェチ」と自称する男性もいたな。痩せて首や肩のところの肉付きが薄いと、鎖骨がくっきりと浮き出して見える女性がいる。
当然、あばら骨なんかも突出している。そういう女性に萌えると言うんだね。集めるヌード写真なんかも栄養失調気味としか思えない女性のものばかり。それを見てオナニーしているわけだ。
 ぼくなんか、どちらかというとむっちりと肉のついた女性が好きだから、驚いてしまうのだけれど、本人は「だって感じるんだもん」と答えるだけである。
 女性で忘れられないのは、あるSМ愛好者のグループにいた若い女性。美人で豊満な肉体の持ち主。マゾ気質なので従順、素直な性格。男たちは競って彼女をモノにしようとした。なかでも若くて元気なイケメン男がいろいろ口説いたけれど、どうも色よい返事がもらえない。ぼくも不思議に思って「あんないい男がどうしてダメなの?」と訊いたら、「私、若い人はダメなんです」という。しかし彼女はただのファザコンではなかった。「禿げて丸顔で猪首で金壷眼がギョロリとして下腹が出た、脂ぎったオッサン」がいいというのだ。女性でもこういう「蓼食う虫」がいるんだねえ。まったく人間はわからない。

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ぼくが「箱フェチ」になるまで

先週のこの欄で、自動車のマフラーで自慰していた男のことを書き、世には「メカノフィリア」という、機械に対して発情するトンデモな変態がいることを紹介した。
ことのついでに、サインペンで中イキして以来、円筒状のものを見るとアソコに入れたくなる女性とか、「牛乳瓶の口からイチモツを入れて中で勃起させ、瓶をぐるぐる振り回しながら射精するのがクセになり、瓶を見ると欲情する」といった男性とか、変わった変態思考の持ち主を紹介してみた。
 そうやって書いてるうちに「そういやオレだって、ヘンなもので発情するなあ」と思ったので、ちょうどいい機会(?)だから、それを書いておこう。
 実は、ぼくは箱とか箱状の狭い空間を見るとヘンな気持になるのだ。たとえばごく当たり前のロッカー。ビジネスホテルなんかにゆくとコートやスーツをしまう狭い押入れ。あと大きめのスーツケース。家電を梱包してきた大きくて頑丈なダンボール箱。そういうのと出くわすと「ひょっとしたら、この中に女が入ってるかも……」とか「この中に女を詰めたら……」とか、異常な妄想がムラムラと沸いてくるのである。
 きっかけはたぶん、性欲を覚えた頃に読んだ江戸川乱歩の少年探偵団モノの中に、小林少年やヒロインの少女が、誘拐されて箱の中に押し込まれてしまうお話があったせいじゃないかと思う。成人してある時、どっかのスタジオで催されたSМショーを見ていた時、主宰者がいきなりスタジオの壁に設けられていたロッカーの一つを開けて、中に縛られて押し込められていた裸女を引きずり出したので衝撃を受けた。まさかそんなところに女性を詰めこんでいるとは思わなかったからだ(ふつうのサイズのロッカーだと充分、小柄な女性は押し込める。試してみるといい)。
 その時に乱歩の小説の思い出と共に、急激な欲望が湧き起こって「ロッカーフィリア」になってしまったわけだけど、やがて魔術師が考えられない小さなスーツケースから折り畳んだ美女をとり出すというマジックを見て、今度は「スーツケースフィリア」になり……という具合に、「箱のような狭い空間に自由を奪った女性を押し込める」というシチュエーションがツボになってしまったんである。だから「荷物に見せかけたダンボールの中に女性を誘拐する」とか「自分から狭い箱の中に入ってオナニーに夢中になる女性」とか、荒唐無稽なお話をいろいろ書いてきた。ぼく以外にもこういう「箱フェチ」人間、いるだろうか。

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たのしい変態自慢をしよう

 先日、ネットで海外情報を漁っていたら、「車を相手に性的行為をした24歳男を逮捕」という記事を見つけて驚いた。
 カンザス州ニュートンという町で「車のところでおかしな動きをしている男がいる」と通報があって警官が駆けつけると、下半身むき出しにした男が、なんと勃起したイチモツを車のマフラーに突っ込んで自慰行為をしていた。制止しても止めないのでスタンガンで逮捕、拘引したが、相手が「人格をもたない物体」なので「強姦罪」は適用されず(そりゃそうだ)、軽犯罪法で裁かれたという。
 この青年は麻薬でラリっていた上、頭をぶつけていたというから、一時的におかしくなった結果の行為かもしれないが、この記事によって「メカノフィリア」という変態性欲があると教えられた。自動車などメカニックな美しさに魅せられマフラーなどで自慰行為を行なうという人たちのこと。アメリカ人のエドワード・スミスという人物は、今まで1000台以上の車にそういうワイセツ行為というかレイプを行なってきたという。特にジャガーとかムスタングがたまらないんだとか。
 いやはや、世の中には変わった形で性欲を満たすやつがいるものだ——と思ったが、このぼくも性欲に目覚めた少年時代、板塀に開いた節穴を見て「これに突っ込んでみたい」という衝動を何度も覚えていた。もし実行して、それが発展すれば車を強姦するのがクセになっていたかもしれない。男の性はどこでねじ曲がってしまうか分からない。考えてみれば恐ろしいことである。
 ぼくはパソコン通信と呼ばれた時代からネットワークでいろいろな人と知り合うようになった。SM作家という職業柄、変態やフェチという趣味嗜好にのめりこんだ人たちと数多く接触した。ネット上では匿名でいられるから、面と向かっては話せないことも平気で告白できる。だから、ずいぶん変わった性欲の持ち主と知り合った。ある女性はサインペンを膣に挿入してオナニーしているうち中イキで最高の快感を覚えて以来、円筒形の物体をみると「これを挿入したらどうかしら」と考えて発情してしまうので困る、と打ち明けた。ある男性は、牛乳瓶の口からペニスをさしこみ、勃起して抜けなくなった状態で瓶を激しく動かして射精するのがクセになり、以来、牛乳瓶のようなモノをみると勃起して困るとこぼしていた。
「では、おまえはどうなんだ。やっぱりSМか」と言われると「実はSМはSМでも、ちょっと違ったコトが好きなんだねえ」と告白したくなる。それは何か、次回に打ち明けよう。

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小児性愛と薬物去勢

 幼い子供に対して歪んだ欲望を抱く男たちをペドフィリア=小児性愛者という。最近の新潟少女轢断事件で、改めて「我が家の近くにも、そういうペドフィリアがいるかもしれない」と気づかされ、ゾッとした親たちは多いだろう。
 ペドフィリアは「まだ大人になりきれていない。独特の性的魅力を発する世代の少女に憧れる」というロリコンとは大きく違う。幼児に対して発情するペドフィリアは対象に愛情をもたない。性欲を発散させることしか考えていない。だから目的を遂げると殺してしまう。カウンセリングを含め、さまざまな精神的治療はほとんど効果がなく、一度犯行に及ぶと二度、三度と重ねる。多くの社会が彼らを「パブリックエネミーズ(公共の敵)」として何とか押さえ込もうと必死になって対策を考えているのは、ペドフィリアは治せないからだ。
 外国では、ペドフィリアとして処罰された者は、その居場所を常に明らかにするという法律を施行しているところがある。人権的な問題が発生するが、それよりも子供たちの安全を優先させるという発想だ。何度も犯行を重ねるペドフィリアに対しては日本も住居を公表させる法律が必要になるかもしれない。
 それと並行して考えられているのが「薬物去勢」という考えかただ。子供たちに対する強烈な性欲を抑えられないのがペドフィリアだが、では性欲を奪ってしまえば安全だろうという考えかた。これもまた各国で実施され、あるいは検討されている。
 話は飛ぶが、ぼくのネット上の知人で「あまりにも性欲が強いので自分でも困っている」という男性が、医療機関に相談して、定期的に女性ホルモンの注射を受けている。女性ホルモンは男性の生殖機能を衰弱させ、その結果として性欲が低下し、勃起も射精も困難になる。「副作用は肌がすべすべしてムダ毛の処理も必要なくなる」とその人は笑っていたが、性欲コントロールにはかなり効果があるようだ。
 調べてみると、性欲の元となる男性ホルモンを抑制する「抗男性ホルモン剤」というのが開発され、既に犯罪を犯したペドフィリアに強制的に投与する法律が施行されている国はいくつもある。こういう薬物去勢によって凶悪な小児性愛犯罪を抑制する対策を、日本も急がねばならないと思う。
 この薬物去勢には、よい副作用もある。前述の知人のように、性欲が強くて仕事も勉強も手につかないような「正常人」も落ち着けるということだ。きみも時には必要ではないか?

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「女たらし」に彼女をとられる!?

 ふと、「ウーマナイザー」という文字が目に飛びこんできて「おやおや」と思った。ネット上のセックス情報ブログでのこと。
 womanizerと表記する。日本ではあまり見聞きしない単語で、意味は「女たらし」。ある時、英会話教室で教えていた青い目の女性教師が教えてくれた。女の尻を追いかけてモノにする男。
 ブログの記事によれば「ウーマナイザー」というのはドイツで開発された女性のためのアダルトグッズで、一昨年あたりから販売され、今や日本女性の間で売れに売れている人気商品らしい。
「なるほど、『女たらし』かあ。ネーミングとしてはいいセンスじゃないか」と思って読んでいったら、うーん、知らなかった、これは男性が考えるようなバイブじゃないんだね。
 男はどうしても「ペニスの代用」という意識があるから、バイブというとペニスのような棒状のものを連想する。この「ウーマナイザー」はもっぱら女性のクリトリスを刺激するためのツールだ。「それなら電マという強力なやつがあるじゃないか」と思うだろうけど、あれは振動だけでクリトリスを刺激する。この「ウーマナイザー」は、クリトリス吸引式という新しいタイプのもので、クリちゃんにかぶせるとチュウチュウと吸ってくれるのである。つまり男性が女性のクリトリスを舌や口で刺激するように、クンニを代行してくれるツールなんである。
 単に突っ込むだけしか考えていなかったバイブ業界に登場した「ウーマナイザー」は、当初、2万円以上したが、売れるに従って安くなり、さらに「サテスファイアー」(イカセ野郎とでも言うか)などの競合商品の参入で、より高性能になってきた。
 感心するのは、そのデザインセンスのよさ。誰かに見られても「毛穴クリーナーよ」と言えば納得させられてしまうスッキリした形。女性の感性に合わせて作られているのが好ましい。今ではクリトリスだけでなく、女性器全体にかぶせるようにして吸引し、それこそ本当にクンニされているような感覚を与えるツールも出てきた。
 愛用している女性のなかで「彼氏があまりクンニしてくれないので、欲求不満を満たすために購入した。効果バツグン。彼氏いらないぐらい」と発言している子までいた。
 女性用オナニーグッズなんて男はあまり気にしていなかったけれど、こういう画期的な製品が登場すると「クンニしてくれない男はポイッ」ってことになるかも。負けるな男子。
Womanizer

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