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2018年7月 1日 (日)

昭和のエロはスリップだ!

「昭和は遠くなりにけり」と、団塊の世代あたりを中心に、昭和という時代のモノやコトを懐かしむ人々がネット上でいろいろな思いを吐露している。ぼくもつい懐旧の念にかられて、この欄で「自分の昭和エロは女子高生のガーターだ!」と告白してしまった。ううむ恥ずかしい。
 恥ずかしいが本当のことだから、恥ずかしついでにもう一つ、極私的な「昭和エロ」を告白してしまおう。それは女性が身に着ける下着、スリップだ。
 前回のガーターでさえ「そんなものがあるの知らなかった」という声が聞こえてきたぐらいだから、スリップも「そんなの知らない」という男女が大多数に違いない。「知ってる知ってる」というのはおじさん世代以降じゃないかな。ぼくの書く官能小説では、以前は、女性はたいていスリップを着せられ脱がされ、いろんなことをされるのが常だったが、ある時期を境に女性編集者からも「あのー、スリップってどんなものですか?」と質問されて、足元が揺らぐ思いをした。
 そこで知らない人のために説明しておくと、今の女の子が着ている、肩ひもで吊るすキャミソールをもっと長く、腿から膝ぐらいまでの丈にしたもの、と言えば分かるだろうか。今のキャミソールは夏など一番上に着て平気であるが、スリップはあくまで下着であるから、ふつうは見せない。キャミソール同様、胸のところや裾にレースやフリルが付いて、材質は薄いナイロン。ブラやパンティが透けて見えそうで見えないところが、非常に男の妄想を刺激するエロな下着であった。
「それはシュミーズではないのか」と、私より上の世代のおっさんは言うかもしれないが、基本、シュミーズはスリップ以前、戦前に着られた緩い下着で、素材は木綿。スリップとは似て非なる下着である。
 スリップが戦後、シュミーズを駆逐したのは、やはり肌触りのよさとセクシーさからだろうね。進駐軍の横流し物資としてナイロンストッキングと並んでスリップは闇市で売買されて、たちまち日本女性の心をつかんだ。
 ぼくがスリップを着た女性に萌えるようになったのは、『肉体の門』などの映画で娼婦たちがスリップ一枚で動き回る姿を見たからだろうと思う。セーラー服の女子高生のひだスカートが風でめくれたりすると、その下の白いスリップのレースの裾がチラッと見え、それだけで頭がクラクラしたものだ。ああ、あのスリップを女たちが着る時代はもう二度とないのか。カムバ〜ック・スリップ!と叫びたい。
(下は参考写真。今はアイドルのこういう姿は見られない)
Miho_slip01_2

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