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2018年9月 8日 (土)

一度だけのドライ絶頂体験

 先週、この欄で「催眠オナニー」のことを書いた。セクシーな女性の声で催眠状態に導かれて、体のどこも刺激されないのに勃起して、最後は射精してしまうという体験が味わえる、夢のようなオナニー術だ。
 と、ここで「夢のような」と書いたけれど、催眠オナニーで連れてゆかれる世界は、まさに男の子の夢精の世界だ。夢精もまた、意識的に自分で刺激しなくても快感を味わって射精する。催眠オナニーはその原理を利用していると言ってもいい。
 しかし、なぜ刺激されなくても射精までしてしまうのだろうか。まあ根本は溜まりすぎた精液を自動的に放出するメカニズムなんだろうが、淫夢——誰かとセックスしている夢を見るだけで射精できるというのは、脳の働きだけで肉体的な快感を得られるということの証拠だと思う。
 そこで思い出した自分の体験がある。ぼくは溜まりすぎる前に自分で出してしまう性分なので、夢精でパンツを汚したことは一度もない。それでも女性とセックスしている夢はよく見る。快感も味わっている。
 あれはまだ三十代だったろうか。ようやく「中折れ」を体験するようになった頃、ある夜、女優の○坂○子とセックスしている夢を見た。実際なら絶対にそんな有名女優にお相手してもらえる機会などありえない。でも夢の中では別に不思議でもなく感激もなく、淡々と行為を続けているのである。どうして夢の中ではとんでもないことが起きてもあまり驚かないんだろうねえ、そこが夢の謎だ。
 それはともかく、ぼくはせっせと○坂○子にピストン運動をしていて、なかなかイケなかったのがようやく絶頂に達し、彼女の中にドピュッと射精してしまった。いや、その時の気持よかったこと! ふつうのセックスの時より何倍もよかったね。
 その直後に目が醒めて、すぐに「いかん、射精でパンツ汚れた!」と思い慌てて跳ね起きてしまった。しかし、驚いたことにパンツは何ともなかった。あれだけの快感を得ながらぼくは射精しなかったのである。完全なドライオルガスムスだったのである。
その後、二度とそういう体験は得られていないが、以来、ドライオルガスムスはたぶん誰でも可能だと思うようになった。

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