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2019年9月23日 (月)

女性の声帯は性感帯?

 ぼくは六本木ヒルズのわりと近くに住んでいる。あそこにはイベント用のアリーナがあり、よく若い子向けのライブコンサートをやっている。オープンスペースなので通りがかりの人間にも歌や演奏はよく聞こえる。ある時はジャニーズ系らしい男の子グループが出演していて、その時は聞こえてくるのは聴衆である女の子たちの絶叫というか悲鳴というかすさまじい叫び声だけだった。「こりゃもう音楽を聴きに来たんじゃないな、叫びまくりに来てるんじゃないか」と思ったけれど、だからといって驚いたわけではない。
 ぼくはGS華やかなりし頃、某芸能週刊誌の記者で、当時はザ・タイガースなどを担当していた。ジュリーこと沢田研二の人気がピークに達するのを傍で見ていたから、女の子たちがセクシーな男子アイドルを追っかけまわし、コンサート会場は阿鼻叫喚の場と化すのなんか見慣れた光景であった。
 そんな昔のことを懐かしんでいると、ふと女流漫画家のTさんのことを思いだした。彼女はアラフィフ年代でありながら、ティーンの女の子たちにまじってジャニーズ系アイドル男子の熱烈ファントしてライブに出かけてるという。ぼくは驚いて「やっぱり会場ではぎゃーぎゃーと叫ぶの?」と尋ねると、「そりゃもちろんそうよ。ライブで叫ばなきゃ行く理由が無いでしょ」と言う。で、彼女によると、他のファンと一緒に絶叫していると、性的な興奮も強まり、セックスの時と似た、恍惚感、陶酔感に包まれるんだという。「だからコンサート会場で失神する女の子がいるのよ。みんな叫んでるうちにイッちゃうのね」
 うーん、やっぱりそうだったのか。アイドルの歌と音楽がオスだとしたら、絶叫しまくるファンは彼らと一種のセックスをしているわけだ。これは男たちには分からない感情であるな。
 そこでまた、ある人妻さんのことを思い出した。教職にいた夫とSМカップルで、よく「取材」させてもらったが、この奥さん、セックスで感じてくると、ものすごい大声をあげるのだ。夫が苦笑して「子供がいるので、家ではセックスできません」というぐらい、家鳴り震動するよがり声をあげるのだ。ふだんは控え目で目立たないタイプなのに、どうしてそんなに声をあげるのか。彼女は「声をあげてるうちに、どんどん感じてくるんですよ。叫ぶから興奮するのか、興奮するから叫ぶのか、どっちかわからないぐらい」と言っていた。うーむ、男はアノ時、めったに絶叫しないからねえ、女の声帯は叫ぶと快感を味わうように出来ているのかしら。
(2019年7月26日付号)
 

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